2017年12月14日木曜日

クラッチワイヤー交換

今年は車検の年だった。というわけで例年通り友人兼メカに依頼、彼個人所有の車を代車として借り受けて送り出した。

代車のクラッチ、軽っ!?

「(HT81Sの)クラッチ重くね?」
「やっぱり? 代車の方は軽くて蹴った気にならなかったわー」

車検が無事(?)に取れた後、新型スイスポに試乗に行った。

新車のクラッチ、軽っ!!

やっぱりおかしいよなあ。とひと調べ。


まず第一に、HT81Sは比較的クラッチが重いほうらしい。
現状で強化クラッチが入ってるかどうかは不明なれど、以前ちょろっと乗ったことがある強化クラッチのHT81Sより今の方が重い。

さらにスズスポのショートクラッチペダルに交換済みで負荷が大きいらしく、クラッチワイヤーがノーマルより痛みやすいとか。

強化クラッチだとレリーズシャフトが痛んでクラッチがより重くなるらしい。もし強化クラッチが入ってるならおそらくクラッチごとレリーズシャフト交換になるから予算がどばーっとなるはずだけど。

総走行距離92000km。
「そろそろクラッチも寿命じゃね?」
「んー、重くなるとワイヤーが切れる前兆だって言う話もあるし、切れたときの予備のつもりで車載しとくからクラッチワイヤー注文しといて」
「了解」

「入ったよーいつ交換する?」
あれ?wwwww

というわけで工場に乗り付ける。よろしくとばかりに移動を任せたらエンストこかれる。
「やっぱり重いなー」
「だよな」

交換作業そのものはほぼほぼお任せ、というよりプロのお仕事に対して出せるのは茶々だけです。
手が入らんとエアクリボックスをタワーバーの下からかき出すなど思ったより大事である。いずれ工賃をはずまねば。

友人が外れたクラッチワイヤーをしゅっこしゅっこと動かしてた。
「これで交換するのかー。対して重くないんだけどなー。納得いかんなー」
「だから予防のつもりなんだって」

でまあ逆の手順で組み付け、インテーク接続前にクラッチ調整。
ちょろちょろと車を動かした友人がえらい勢いで首をひねっていた。
「どしたん?」
「ワイヤーはあんだけしか渋くなかったのに、こんだけクラッチが軽くなるのは納得いかーん!!!」
……激しく同意。クラッチペダル替えてあるから負荷かかりやすいし、ちょっとのところで重くも軽くもなるんだろうさ。

少し転がしてみたけどクラッチはもうちょい奥で切れてほしい感じはあったが、後続の作業が飛び込んできたのでバンプラバー交換の途中で終了。

「たとえもげたところで、底付きせんだろうから車検まで放置でもいーんだけどさー」
「注文しちまってるんですよ。よろしくお願いします」

そういやオルタネータベルト張ってもらうの忘れてたな。この時期は朝晩関係なく仕事で振り回されてるっぽいし無理は言えまい。いずれやってもらおう。

というわけで現状の仕様で越冬である。例年通りのんびり行く予定である。

2017年11月19日日曜日

【映画感想】アトミックブロンド

1989年、ロンドン。
MI6局員ローレン・ブロートンは戦傷の残した顔のまま、任務の報告のため呼び出される。

ベルリンの壁が壊れた日。彼女はそこにいた。
東ドイツの秘密警察から流出した西側のスパイリストがソ連に渡る前に回収するために。

リストまででなくとも情報は漏洩しており、ローレンは西ベルリン到着時からソ連諜報部に拉致されかける。合流したMI6の腕利き諜報員パーシヴァルは虚実ないまぜの話でローレンを煙に巻き信用がおけない。
情報が錯綜する壁崩壊前夜の混乱の中明らかになる二重スパイ『サッチェル』の存在。
サッチェルとは誰か。リストの存在と行方は。
東西スパイと個人の思惑が入り混じるスパイの最前線、誰もすべての真実を語らぬ街ベルリンでローレンは一人戦い続ける。


というわけでスパイ同士が丁々発止でやりあう諜報戦がこちらになります。
長回しのファイトシーン含めたアクションが話題になるこの作品、個人的にはその背後で繰り広げられる騙し騙され陰険漫才のやり取りが秀逸だと思う。

ベルリンの様子はローレンの独白という形で時系列に沿って進められ、聴聞会の形式にのっとって時折挟まれる『今』の光景はいいアクセントだ。


そのどちらも冬の寒々しさや聴聞会・東ベルリンの無機質感を強めるためキタノブルーを思わせる色彩を抑えた青みの強い映像を多用している。反面クラブやホテルなど多数の人が活気を持って動く場面では色がきつめでメリハリが利いている。なかなかの使い分け。


リストの中身が明らかになるにつれマクガフィンの仮面がはがれていくサッチェルと、その見せ方は秀逸だと思う。
各人の語らぬ真実には、立ち位置や背景もさることながら、行動指針も含まれる。

なのでかの人物だけが『なぜ』『ああ動いたのか』叫ぶのが深く感じられるのだ。人が望むのは平和ばかりではないということで。
そのときのサッチェルの動きは注目である。

もちろんこの映画もおすすめしたいところだ。とはいえちと人を選ぶような情事もあったりするので満遍なくお勧めとはいかないのが悩み所だが。キングスマンみたいな感じ?


最後に折りたたんでネタバレ、というか何というか。


2017年11月2日木曜日

新型スイスポに乗ってきた

御本尊様より存在が亡き者にされても初代と言い続けたいHT81Sスイフトスポーツオーナーの私からしても、やはり噂の新型ちゃんは気になるものである。

市内初の車両はATの展示車、置いてる店舗は市の反対側と、どうにも足の向く状況がそろわない。近隣のディーラーに押し込みかけてパンフを強奪するのがいいとこだった。

しばらくしたら試乗車が別店舗に入ったとの話。しかもMT。その上普段の行動範囲の店舗。そりゃあ行くってもんよ。


というわけでごたーいめーん。置いてあったチャンピオンイエローはスズキオフロード系の定番で、我がHT81Sと同系色。

素イフトからの一番の変化はやはりスイフト系初の3ナンバー化したワイドボディだろう。といっても欧州モデルは全車この幅広ボディなので後付感も違和感もなく、おさまりはよく見える。スポーツ専用のボディパーツと組み合わせると素モデルよりだいぶ見た目は好みだ。

試乗申し込みをして乗り込む。自分の車についていないせいか何度乗ってもプッシュスタートには慣れず、いつものようにハンドル根元のキーホールを探してしまうのだ。キーどころかキーユニットすら持ってないのにな。
もちろん何かの儀式が必要なオールドマシンではない。ニュートラルを確認したらクラッチを踏んだままワンボタンでむずかることなく目を覚ます。

ざっくりと見た内装は、キャラクターとして入れられている赤のパーツが微妙に目に刺さるような。悪いとまで言わないが見た目からスポーツ演出の押しつけを感じて仕方ない。
メーター回りは比較的堅実に作ってあり、中央の液晶マルチモニタも演出はおとなしくおもちゃっぽさは少な目だ。

アップライトに構える私のポジションに合わせてシートを前に出しつつ下げてハンドルを上げる。目線はちょっと高めなものの、各種操作周りの高さは最初にHT81Sに乗ったときほどの違和感はない。座り心地はホールド感を増してある割に良好だ。

だいぶ慣れた今でもHT81Sの操作周りはスポーツモデルとしてはしっちゃかめっちゃかだと思う。背筋をぴったりシートに押し付けて座る私が悪いのか、座高の高さが悪いのか、ハイト調整を一番下にしてハンドルを最高に上げてももメーターが一部隠れるほど目線が高く、腰高に座らされるおかげでペダルは若干踏み下ろす形になり、シフトレバーは低い位置にあるので左手はハンドルとの間を長距離移動することになる。シートレール交換でシートを下げてシフトレバーをかさ上げすれば解決する?


グチを垂れつつざっくりポジションを出したところで運転開始。ひと昔前のターボエンジンなら極低速でクラッチワークがどうのという話に発展しそうなところだが、イマのターボはそんなアホウを抜かさせてはくれません。そこそこ分かりやすいミートポイントを探ればあっけないほどコロンと進む。
歩道の段差を乗り越えれば市販車らしからぬドシッとしたゆすり方をしてくれる。とはいえ競技用サス装着車両(ウチのだ!)と比べればカドは十分取れているし、いわゆる『しなやか』なほうのアシなのだろう。

試乗の上エンジンが温まってないのでABCコントロールはなるべく丁寧に、過給域に届かないようにアクセルを踏む。それでも幹線道路の最高速60km/hまではあっさり到達してしまうのは現代車らしい。そこで止めるのが惜しいくらいだ。
もちろん温まってきたところで軽く過給域に入れてもトガリを感じない実にジェントルな加速。刺激ではなく実効加速に狙いをつけたセッティングなのだろう。天辺まで回したら公道どころか高速道路でも一発で免許が赤く染まる240km/hメーターは伊達じゃなさげだ。

交差点も刺激少なく回る。別に制限速度を守ったターンひとつで刺激がほしいわけではないが、ZC31Sはコーナー途中で横からつつかれたように切れ味が増す不思議な感覚だっただけに満足。32? 乗ってないよ。

試乗コースとして割り当てられたのは三つの幹線道路に一本の生活幹線を割り込ませた、言っちゃなんだが退屈極まりないルート。交差点以外は制限速度じゃ破綻のハの字も出ない高速コーナーがあるだけで、路面は幹線ゆえに舗装も整っていてスムーズそのものだ。


あのねえ。まったく同じコース通ったZC31Sの試乗でも思ったんだけど、仮にもスポーツ車の試乗でしょ? 峠で全開試させろとかグラベル突っ込むとか言わないから、ちょっとワインディング試させるくらいのコース設定しませんか?


というわけで現時点で分かるのは、一般道を制限速度で走っている限りはスポーツ車とは思えぬほどお上品な挙動をするってことだけです。
加速感は余裕があるし足回りもしっかりしてそうなので振り回すならかなり楽しめそう。ただし、ヒラヒラと舞う感覚を楽しめるのは公道では違法になる速度域のはずで、ちょっと試乗どころか購入しても試せる場所は限られるだろう。
そこを飲み込めるなら、今時希少なメーカー純正FFスポーツとしてお勧めできそうではある。なんの、どこかに物足りなさを感じたら、販売直後だっていうのにすでに全力投入っぽいモンスターさんとこで公道からグラベル競技まで見据えたコンプリートカーが販売されているし。


今回あえて試乗にまで出向いたのは、HT81Sといくつかの共通点を見つけたからだ。

ワイドボディやメーター類を見るとほぼ欧州仕様のまま持ち込まれていること。
そして何より久々の1トン切りを達成していることである。

興味は惹かれる。惹かれるんだが、プライスタグがすべてを邪魔するのだ(苦笑)


ところで、ですねえ。
テンヨンターボにワイドボディ。WRC復帰できそうなスペックなのですが、いかがでしょ?


2017年10月21日土曜日

【映画感想】ベイビー・ドライバー

ドライビングに天賦の才能を持つ『ベイビー』の仕事は逃がし屋だ。
耳鳴りを消すためにイヤフォンで音楽を聴き、音楽のノリで神がかったドライビングを披露する。今日も今日とて銀行強盗を逃がし、いつものように受け取った分け前の大半は仕掛け屋『ドク』に返済した。
過去のドジの清算まであと1回。終わったら何の変哲も無いドライバーとして生活し、行きつけのダイナーのウェイトレス『デボラ』とよりよい関係になりたいだけだ。

現金輸送車の襲撃は散々だった。仕事こそ果たしたが、強盗役はガードマンを勝手に撃ち殺し、海兵隊上がりの客にはしつこく追い回され、失敗寸前のところまでとっちらかったのだ。

それでも仕事を成功させた幸運のお守りを、ドクが手放すはずが無い。デボラを盾にベイビーに再び仕事をさせようとする。
狙うのは郵便局の定額為替。ベイビーはどう立ち回る?



ミュージカルのようなアクションという狙いは、アクション映画好きの私にはドンズバ豪速球ど真ん中で突き刺さった。爽快の一言に尽きる。

訳が分からん? なら公式に公開されている冒頭6分をどうぞ。


たぶんこれが突き刺さる同類なら見て後悔することはないと思う。ほぼ全編このノリで押し通すのだ。

使われる車も冒頭カーチェイスの鷹目インプに始まって、アメリカならどこにでもありそうな車種が選ばれている。理由が「要求するアクションに耐えうる」車種を「盗難率の高さから選択」しているというのがもう無駄にリアル。愛してる。


BGMはかような理由によりベイビーが実際に聴いている音楽が使われる。というと個人的に思い出すのはゼロ・グラビティなのだが、より濃密にかつ効果的に音楽が使われる。映像とのシンクロ具合は心地よさを覚えるくらいだ。

シナリオも見事の一言。ベイビーの青臭さも何もかもきっちり飲み込んで、因果はきっちりと応報され、収まるべきところにパズルのごとく収まっていく。それはもちろんベイビーにも。

そしてクライムムービーのはずなのに、ラストは大団円で幕が下りる。妙な続編への引きもなく綺麗なものだ。だからこそ見ておくべきだろう。特に近年増えてきている妙に粘っこいヒキの増えた映画に飽きてきている私のようなタイプは。

2017年9月27日水曜日

【映画感想】スパイダーマン・ホームカミング

ニューヨークで繰り広げられたアベンジャーズとチタウリの戦い(無印アベンジャーズ)は街を半壊させる過激なものだった。
生まれた瓦礫は産廃業者のエイドリアンに仕事をもたらすはずだったが、瓦礫に含まれるチタウリの技術を拡散させたくなかったトニー・スタークが政府と合同でがれきの撤去を行う部署を設立、エイドリアンから仕事を奪っていったのだ。
調達した重機と人件費を含む借金だけが手元に残ったエイドリアンは、持ち逃げしたチタウリの残骸から兵器を作って密売しようとした。時には政府の管理するチタウリの残骸を奪ってまで。

ちょっと前までは冴えない勉強好きの高校生だったピーター・パーカーが偶然からスパイダーパワーに目覚め、その高校生らしい正義感が空回りしつつも何とか正義の味方っぽく動いていたころ、偶然にもチタウリ兵器の密売現場に遭遇してしまう。
何とかトニーやハッピー・ホーガンに伝えたくとも、地球規模の危機からピーターを遠ざけたいアベンジャーズ側と意見がすれ違い、ついには独力で解決するしかないと思い詰めてしまう。

そんなゆがみが高校生活にも影響していく。はたしてピーターはエイドリアンを止められるのか。


スパイディが3度目のリブートでスクリーンに返ってきた。しかし、実のところその前がけっこうひどかったもので見に行くのはだいぶ悩んでいた。
ぶっちゃけアメージング系列の「さんざん伏線張り巡らせて引っ張っておいて、解決編だけ打ち切った投げっぱなしスープレックス」が腹に据えかねているだけだ。あのジャベリンスローっぷりを見ればサム・ライミ版の3の取っ散らかりなんか可愛いものだろう。

とはいえこれまでのリブートも1は純粋に楽しかったし、見に行けばやっぱりわくわくするものだ。

これまでのものとの最大の違いは、お決まりのシークェンス2つ――蜘蛛にかまれる場面と、ベンおじさんの下りを過去の話として数分の会話にとどめていることだろう。
時系列で見ればその話はシビルウォーの前に終わっていることだし、何より有名になりすぎた話だから「映画に来るくらい好きならざっくりでも知ってるでしょ?」で済ませられるのも納得できる。その分の尺をヴィラン側やピーターの学校生活の掘り下げに使えたのは大きい。

そしてその学校生活があまずっぺぇ! 私にゃなかったフレーバーだよこんちくしょう!!(笑)

ヒーローとしての能力はすごいが、判断力は高校生。間違えて無罪の人を捕まえたりもするし、解決は意外と行き当たりばったりだし、少年らしく子供扱いに腹を立てたりもする。おっさんとしては共感しやすい。


シナリオにも満足だった。スパイダーパワーに振り回され、そこをガキだと突っ込まれることに反発し、挽回策が空回りした上に信用を失っていく描写は、尺がある分これまでの作品より丁寧だ。

そして意外とパパ的立ち位置がハマるトニー・スタークにちょっと笑う。まあ、メイおばさん役の俳優が彼女らしいとかいう噂もあったりなかったりするのでそこらへんは。

物語中盤で明かされるエイドリアンの立ち位置にも驚かされた。こう来るか! って膝を叩きたくなるような不意打ちだった。エイドリアン役のマイケル・キートンが見せる年上かつくせ者の演技がいくつかの会話でピーターを追い詰めていく様子は、実に見事にこちらの不安をあおってくれる。

だからこそラストの展開はスカッとするのだ。


紹介文を書くのにしばらく詰まりながらだったのでずいぶんと公開から間が開いたが、間に合うなら見ておいて後悔はない作品だと思う。ある人物にも一つケリがつくし。

そして最後にネタバレ。もちろんスタン・リーは出るよ!(笑)

2017年8月26日土曜日

我が家のマニアック備品

自分は妙なところで無駄な凝り性を発揮することが多い。結果として希少なものを長く使い続けることが増えている。
例を上げるなら最初の自作機から使い回しているメンブレンキーボードだったり、9年以上乗り続けてまたも車検を取ってやろうと企むHT81Sスイフトスポーツだったりするわけだ。

これまで言及することこそなかったが、ヘッドフォンも諸事情あってなかなかにマニアックなものを使っている。

愛用品はソニーのMDR-CD900ST。検索をかけてもソニーのHPが第一候補に上がらないというマニアさを誇る、それでもいちおう現行品である。
用途はスタジオ録音や何かの試聴向けの完全プロ仕様。癖のないフラットな音域が特徴らしく、このヘッドフォンで録音した曲のバランスを取って完成品にするプロも少なからずいるという話だ。

中古で入手したものなのだが、前歴がそれなりにある上使い始めてから十年以上経つ。あちこち痛んでいるのも事実。

ところがこのヘッドフォン、プロ仕様なだけあって修理部品がかなり出る。修理部品だけで新品が一台組めるだけ出る。
というわけでどこを替えれば昔の見た目に戻るかと調べてみたら、ネジの錆や合皮部品の交換等々見ていくと……残る部品の方が少ないじゃん(苦笑)

そういう交換の手間など考えると丸々新品への更新もありなのかなあと考えている最中である。安いとは言わないが、上を見ると青天井レベルに金がかかりそうなヘッドフォン業界にあってプロ仕様でもそこそこ手軽なお値段なだけに。

なるべくなら部品も外観も残したいけど、新品の使い勝手も試してみたいよなあ。うーん。


2017年7月31日月曜日

備忘録的にPC電源故障のとっちめ方を

事の起こりは土曜日。何でだったかデスクトップPCの再起動をかけようとしたらうんともすんとも言わなくなった。
組んでから4年ちょっとと、寿命というには短い気もしなくもないマシンではあったが、まあいろいろとあるしなあとため息。

問題はどこの部品で何が起こっているかだ。


最初のうちは普通に立ち上がり、再起動をかけるとBIOSまでも行かない状況だった。マシンを開けてみるとマザーボードに繋がっているファンが一瞬回った後ゆっくりと回転を続けていた。この状態ではボタンに何の反応も返さない。
いったんATX電源を落としてからだと問題なく立ち上がるが、再起動でまた同じ症状に陥る。

立ち上がった時の動作は問題なさげなことから、症状は電源かマザーボードの電源回りかというところまで絞り込んだつもりでいた。

知人にメールで相談してみたところ「コンセントから抜いて放電してからかなぁ」という返事を受け、コンセントを外してみたところ、抜き差しの時になぜ火花が散るんですか?

これで原因が8割方ATX電源に絞り込めた。原因は不明だがとにかく電源が半死状態で、妙な電流が出ているんだろう。
怖いのでその日はPCのコンセントを差し込まずに寝てしまった。


翌日、市内にある自作PCショップで電源を調達。交換して復調している。少々高くついたが即日復旧できたし、マザーボードとデータが無事で何よりである。

そこらが無事だから、PCを引っ張り出しては分解して接触など確認して、戻して起動確認という手順を何度も繰り返したためにあちこち筋肉痛になったのは止むを得まいて(苦笑)
しかもマシンが無事なのだから、キーボードパワーオンが利かなくなったのも我慢しようと思う。

新規組み上げ当時、他のパーツで有名なメーカーだからと、やや安い80PlusGOLD電源を調達してしまったことから始まった問題だ。せっかく他はいいパーツを集めたのに、一番肝心なところを削ったためにいらん出費をしたのだ。いい勉強を己の身で味わったぜ。
個人的には電源では要注意メーカーとなったがどこのメーカーかは名を秘す。



2017年7月28日金曜日

サスペンション交換

昨年のGWに襲撃してきた知人が私のHT81Sの挙動を見て一言。

「サス死んでる」

うすうす感づいてたよ。そーじゃねーかなーと思ってたよ。ちょっとしたギャップで底突きしてる感じはしてたし、微妙に暴れてたし、いまいち信用できない感じはしてた。
してたけど、改めて言葉にされると少しショックは受けるものだ。

「まだいけるだろう」とか「こんなもんじゃね?」という類ではない。ついに来るべきものが来たか、という感じだ。
そんなハイペースで走るタイプではないのでダメージは少ないと願っていたが逃げられるものではなかったようだ。

その後前述の知人の手も借りて手配した中古の競技用サスペンションが届くまでウニョピョクヘツあったりするのだがずばっと割愛。途中でこちらも忘れかけてたりしたし(苦笑)


届いてからこちらの友人兼メカニックと相談し、ついでにまったく冷えなくなっていたエアコンの件もご相談。作業をお願いした。

リアダンパーのアッパーボルトが固着していて焼き切るしかなくなったり、ドライブシャフトブーツの破れを発見したもののおおむね作業は順調に終わってくれた。


いざ試乗。
さすが競技用、ちょい乗りではめちゃめちゃ硬い。
抜けたサスペンションのガツガツくる底付き感とは違うものの、カドこそ取れているがしっかりと突き上げられる。
おそらくはセッティングそのままの競技用ゆえ、想定している速度域が違うのだろう。狙いはもう少し上っぽいが60km/hくらいまで持っていくと辻褄が合い始めてくる気がする。

意外なおまけとして、路面から伝わる感触の解像度が上がった気がする。何となくいなしてた路面の荒れが腰やステアでよくわかるような。

現状での目標はこのままでの走り込み。「外す直前まで競技で使ってたしある程度セッティングは出てるはず。このまま走れ」とのお達しである。

ただしドラシャブーツの破れがいまだ未修理で、そんなにシゴいた走りが出来ているわけではない。競技車両と違って車体の補強はしていないので現状のままどこまで保つかは未知数だ。

いつか気が向いたらロールケージなどの補強もしたいしバケットシートなども入れて実用性を無視した車両としてみたくもある。メカニックな友人には目くじらを立てられるだろうが。


2017年7月21日金曜日

【映画感想】ジョン・ウィック チャプター2

今度のジョンは追われる側だ。

かつて仕事を辞めるときに請け負った「ペンで」「三人を」始末する無理難題をこなすために唯一協力してくれたサンティーノが、ジョン・ウィックに仕事を依頼した。
外道非道とこき下ろされるサンティーノと交わした『血の誓印』が、暗殺者として復帰したことで再び有効性を持ってしまったのだ。

ターゲットはサンティーノの実姉ジアノ。彼女を亡き者にしてカモッラのボスと暗殺者連合の席を我が物にする。
困難かつ外道な仕事を引き受けた先に待つのは絶望。追われる身でありながらも絶望をつきつけたサンティーノへの復讐が始まる。


この映画はジョン・ウィックの妙技に酔う映画である。
初っ端から自動車によるスタントというよりは自動車格闘のようなアクションがぶちかまされ、入念な下調べと準備の行き届いたガン・フーアクション、そして追い詰められていく様がありありと描写される。

とにもかくにもキレッキレのガン・フーは今作でも健在どころかさらにブラッシュアップされ、演武にも似た噛み合いを見せる。あの『最も困難な』ペンを使った暗殺術を思わせる格闘シーンも織り込まれる。
白眉は最終盤。補給が滞ったジョン・ウィックは高くつく弾丸と拳銃を手に入れるも、足りない弾薬を銃ごと敵から奪い続けることで戦闘を続けていく。格闘で相手を固めつつ振り回し、銃を使い、奪い、次の戦場へ行く。実に悲壮感たっぷりに。


そして今回の敵が大物でありながら腹に据えかねる立ち回りでイラつかせてくれることだろう。
前回のタラソフ一族が「軽い気持ちでちょっかいをかけた相手が組織をなぎ倒せるだけの死神だったあげく、かけたちょっかいが対戦車地雷級のヤバいブツだった」という不幸のドミノだったのに対して、サンティーニはジョン・ウィックを熟知した上でなおも使い捨てレベルで利用しようとする。あんな外道、始末つけなきゃ収まらん。


その『始末』がもとで、ジョンはさらに孤立することになる。三部作になるという話だったがここからどう決着をつけるのか楽しみで仕方ないのだ。

無論私の意見hあたった一言『観ろ』である。アクション映画好きなら答えはイエスかハイしか許さんぞ。

2017年6月22日木曜日

【映画感想】ローガン

彼は長年の戦いで疲れ切っていた。
ヒーリングファクターはうまく機能せず、ガタが来つつある足を少し引きずるように歩き、爪は出し入れがうまく行かず時折引っ張り出す必要にかられ、そのたびに出来る傷は膿み、御自慢の知覚能力も衰えていて手元を見るのに眼鏡が必須だ。

2029年。自然発生しなくなったミュータントは減る一方で、わずか数名を残すのみ。

かつて最強のミュータントの一人と言われたジェームズ・ローガン――ウルヴァリンは、彼に似た能力を持つ少女ローラを連れて、病に侵されたチャールズ・エグゼビア――プロフェッサーXとともに北へ向かう。
自身の活躍が虚構とともに記されたコミックに載る座標は、ローラを連れていくよう依頼された目的地と同じ座標だった。辿り着くその先に『エデンは有るか?』


紆余曲折あったヒュー・ジャックマンによるウルヴァリンシリーズのオオトリになるのがこの映画である。
が、冒頭で見るウルヴァリンが一般人に遅れを取るほど衰えた姿は相当にショックだろうと思われる。
神さえぶん殴ってみせるハルクのストッパー役としてデビューしたウルヴァリンが一般人に遅れを取る姿は少なくとも自分には衝撃だった。

ローガンがウルヴァリンとなる過程を描いたゼロでは拠点となる基地がまだなく、日本で外道と戦うサムライでは基地が遠いこともあって移動が基本。
老いたウルヴァリンが、同じく老いたプロフェッサーと共にローラを連れて目的地へ移動するロードムービー仕立てなのはウルヴァリンシリーズに共通するシチュエーションだが、漂う悲壮感は格段に違う。戻れる基地もなく、行くべき場所には虚構が重なっていて明るい未来とも言えない。それでもローラは向かえと言い、ウルヴァリンは消極的ながらも向かうと決めた。

そして、この映画は徹頭徹尾ウルヴァリンのものである。彼が何を選び、どこへたどり着くのか。プロフェッサーXの選んだ行く末とともに、できれば劇場で見てほしいと思う。
ゼロといいサムライといいどっかこっかで文句つけたくなる出来だったこれまでとは一線を画す大団円だから。



2017年5月21日日曜日

スポーツドリンク右往左往

このところの連日の好天で散歩がはかどって仕方がない今日このごろ皆様いかがお過ごしでしょうか。

もともと体を動かすのは苦手だが嫌いではなく、疲れはするが歩き回ることも苦にはしていないつもりだ。インドア派になった理由はあるが話題違いのため割愛。

歩けば汗をかく。水分補給は当然考える。
そこで2リッターのスポーツドリンクを家でボトルに詰め替えて散歩のお供にしているのだが、これがまた選ぶのに一苦労なのだ。


最初は普段使いからの延長でサントリーのビタミンウォーターにしていたものの、近隣で扱ってるスーパーが一軒のみと入手性が悪すぎたために長続きせず。

ポカリはちと甘みが強くて好みではない。

次に選んだのが入手性の高いアクエリアスビタミン。素のアクエリアスにしなかったのは「普段の不摂生分、ここでビタミン補給するか」くらいの下心である。
時々の安売りにも助けられしばらく続いていたのだが、ここへ来て日常的にビタミン錠剤を飲んでいると過剰摂取になるのではないかとの懸念が湧いてきた。薬も過ぎれば毒となる。

で、今年からDAKARAに変更しようと考えている。余分なものにさよならしたいから散歩をしているのだし、現状にぴったり合うのではないかと。

まあそこらを周知しておかないと自分が困ることになるのだが。

「なくなったでしょ? 買ってきたよーアクエリアス」

ああ、はい、ども。

2017年5月11日木曜日

【映画感想】ワイルドスピード・アイスブレイク

テロリスト集団から回収するはずのEMPシステムをドミニクに奪われたことで、ホブスは警察職務を追われ犯罪者として収監されることになる。

ドミニクはサイファーと呼ばれる世界トップクラスのハッカーと共に『神の目』を奪い、核ミサイルの安全装置をもロシア高官から奪って見せた。

ドミニク・トレット。自らのファミリーを束ねる男は、一枚の画像でファミリーを裏切った。

「こんなときブライアンがいたらな」
「やめてよ」

最強の仲間が敵になったなら、そのファミリーはどう立ち向かうのか。


ブライアン役のポール・ウォーカーが事故死して仕切り直しとなった本シリーズはまたも爆弾を投下してくれた。しかもファミリーvsドミニクというバカでかいブツをだ。

この映画のキーワードはファミリーである。
一つはチームドミニクというべきいつもの仲間たち。
もう一つはユーロ/スカイと兄弟でヴィランをやってくれたショウ一族。
最後に、サイファーが提示したドミニクを縛り付けるファミリーである。

このサイファーの縛り方が実に天才ハッカーらしく知的でえげつない。あんなやり方をしたらファミリー第一のドミニクは裏切るしかないでしょうよ。

ただしネタバレを避けるために濁すが、ドミニクはただ黙っていいようにやられるタマじゃないことだけは宣言しておく。


そして復活のジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウ。
「出会い方が違えばいい仲間になれたかもな」というホブスの評価もうなずける。敵に回すと恐ろしいが、味方に出来たならこれほど頼もしい味方もいないはずだ。

そしてツイッターでも語ったことを繰り返すが、ジェイソン・ステイサムは実に ひ き ょ う である。とあるバトルシーンを見れば同意してもらえるだろう。あの強面の使い方はお見事。


ドミニクとファミリーに肩入れすると、途中までは実にうっぷんがたまる作りになっていると思う。それだけにスカッと解決してくれるのは爽快感が高いはずだ。

ここまでいろいろうだうだ書き連ねては来たが、意見は一言『観れ』だけだ。問答無用。


ただし最後に一言だけ言わせてくれ。観た人なら納得できるだろう魂の叫びをあえて大文字で。

何で映画のトレイラーが最大最悪の ネ タ バ レ かましてくれんだよ!!

2017年4月27日木曜日

【映画感想】ゴースト・イン・ザ・シェル(0428追記)

時は近未来。
ハンカ・ロボティクスによる全身義体化第一号ミラ・キリアン少佐はサイバー犯罪やテロリズムに対抗する公安九課に所属している。
しかし、芸者ロボを使ったテロ事件に単独で突入したとき、クゼと呼ばれるテロリストからハンカに対する警告を受け取った。
少佐とは何者なのか。時折視界に紛れ込む映像は何か。ハンカ・ロボティクスのプロジェクト2571とは何なのか。
これは少佐が少佐となる物語。


攻殻機動隊は製作が難しい作品だと思う。
日本の他の作品で言うとヤマトやガンダム、アメリカで言えばスターウォーズやスタートレックに匹敵するほど「声高なマニアが無駄にうるさく騒ぎ立てる」シリーズだろうからだ。

この実写版がこれまでの作品と違うところは、少佐の成長譚という点と、主人公が草薙素子を名乗ってない点だろう。
素子名義に関してはちょっと横へ置くとしても、成長譚にすることはやむなしだろう。ここから攻殻機動隊に触れる人たちにはよりとっつきやすくなるはずだし、飲み込んでみてしまえばかなりいい出来の映画だと思う。

その上で見ていけば端々に出てくる過去作品への敬意あるオマージュに驚くこと請け合いだ。
冒頭数分で出てくる街の広告にまぎれて、あのフォントそのままの『イノセンス』ロゴが出てくるのには驚いた。ある意味一番攻殻らしくないイノセンスの、だ。
犯人役には2ndGIGからクゼの名前と関係性を引っ張ってきつつも事件の端々には人形遣い事件の影が見える。
ゴミ収集車の作業員にニセ記憶埋め込んでテロに巻き込む所や、二種類の光学迷彩を描き分けるために水面での格闘戦を仕掛けたりするのも知っていればニヤリとするシーンだろう。
少佐が女性を買うところまでしっかり描くのも驚いた。
プロップガンがあったのかもしれないけど、ワンシーンしかはっきりと描かれないのにきっちり出てきたトグサのマテバにはしっかりサムアップさせてもらいました。
シメが狙撃というのもまた『わかってる』感たっぷり。


ただし、文句は少なからず言いたい。
序盤のバトーが裸眼であったり、少佐の名義が草薙素子ではないなどの改変もある。
映画の尺に収めるために各メンバーのスキルにも個人描写にも踏み込めない。描写が難しい上に派手さに欠けるからか情報戦がほぼ削られたのも微妙に攻殻らしさを削ぐ。電脳戦もあまり描かれないので電脳化の利点はどこへやら。
その上で描写が足りなくなることが分かっているはずなのに、なぜか公安九課にしれっと新メンバーが加わっている。人権団体の絡みで有色人女性枠が必要だから加えたのは(わかりたくもないが)わかるけど、本当に加わっているだけでめぼしい活躍はない。というか九課ではっきり活躍が描かれるのは少佐とバトーと課長くらいなのになぜ人員を増やしたのかよくわからない。何より荒巻課長から感じるアウトレイジ感。あんな武闘派だったっけ?
シナリオそのものは悪くないんだが、ツッコミどころが結構出てくるのだ。街並みがどことなく中国風だってのは些細な事。

な? ここでも「声高なマニアが無駄にうるさく騒ぎ立て」てるだろ?(苦笑)


それでも製作したことは評価したい。うちでも羅列したように、どう作ったってマニアは重箱の隅から自分の趣味に合わない箇所をほじくり出して「ここが違う!」とわめく豪の深い生き物なのだ。これだけの出来の攻殻機動隊を作ったのなら少々のイチャモンは自然発生すると聞き流していただけると幸いである。何より私は文句を書き連ねつつも十分な出来に満足したのだから。


最後に、主役スカーレット・ヨハンソンに対するあれやこれやに対する自分なりの意見。
人種のるつぼと化したあの街に、黒髪にした白人女性という少佐のビジュアルは十分にエキゾティックで映えるように見えたし、個人的にはアリだと思う。
原作の草薙素子自体がまず本名かどうかあやしい上に、外見ですら本人のものを再現しているとは限らない。他の作品だと本人があの外見を草薙素子のアバターとして使ってる感じもあったりするわけで。
映画での少佐の正体云々は横に置いとくとしても、あのビジュアルは少佐の外見のバリエーションの一つと考えれば納得できるかと。
そんな些末事より、個人的にはスカーレット・ヨハンソンの首とあごが前に出た人間的な歩き格好が義体らしくなく見えて気になった。ロボットのパントマイムやれとまでは言わないけど、非人間的なほどきれいに歩く方がよほど義体風に見えるかなあと。

その上で、草薙素子の名前の使い方はもったいないの一言に尽きる。これ以上ネタバレにつき自粛。


追記。
CGで車両まで作り出してる本作ではあるが一部どう見ても実車なシーンがあった。
荒巻課長が襲撃されてアウトレイジリベンジかますシーンなんだけど、課長と一緒に撃たれるのはZ31でそのバックには初代アルシオーネが鎮座ましましている。
何でこう……リキ入れるところをっ……!

2017年4月14日金曜日

【ゆるぼ】ずれにくい、安価なひざサポータ

今年は北国も雪解けが早く、先月中ごろあたりからゆるゆると散歩を再開した。
時間的な制限もあって長く歩けないものの、やはり少しでも体を動かすのは気持ちがいいものだ。ただし「雨にも負け」「風にも負け」る程度の軟弱な身体能力ではあるが。

時折とはいえ相変わらず痛むひさにももちろん負ける。嗚呼。
こちらは一生のお付き合いとなる予定なので、体重落として負荷を減らすか負担をかけないようにするかの二択だろう。

なので念のためひざにはサポーターを巻いている。うまくすればひざの痛みも抑えられてなかなかよろしい。

ところが愛用のサポーターがマイナーチェンジしてから駄目になった。
きちんとついている間は痛みを抑えてくれても、ほんの数百歩歩いただけでみっともなくずり落ちて痛みをプレゼンツだ。前のはもう少しもったはずなのに改悪してどうする。

というわけでタイトル通りゆるく募集中である。
ずれにくい、安価なひざサポータがあれば是非。

2017年4月7日金曜日

五年目突入

長いことやっているようでいてまだ丸四年。
たまーにブログの存在意義を考えたくなることもあるが、これまでもこんな感じでのんべんだらりとうごめいてきたので、これからものんべんだらりと行く所存にござりまする。

何しろこのブログの読者数と来たら、比率で考えれば宝くじで億万長者になるよりも雷に撃たれるよりも貴重な方々なのである。大事にしていかねば。

むろんこのブログにはそこまでの価値はない。皆様の時間を週に数分奪うのが関の山だ。
面倒になるまでこのスローペースのまま行こうかと愚考しているので、皆様におかれましても飽きるまでお付き合いいただければ幸いである。

2017年4月2日日曜日

丸九年

たまには映画ネタ以外のブログを更新しないと、人生の大半が映画で占められてると思われてしまいそうな気がする。残念ながら半分ほどは事実である。

HT81Sの納車日は2008年の昨日だった。当時はMixiだけだったので日記もそちらにしか残っていないものの、エイプリルフールとならないよう3/31に記事にしたのはいい思い出である。

9年。よくもまあ乗り倒したものだ。
ここまで長く乗っているだけに運転感覚はHT81Sに特化されてしまっている。何に乗っても基準がこれだ。
クラッチワイヤーが少々きしみ、サスが死んでるっぽい以外は消耗品の交換のみで快調に走ってくれている。そろそろブッシュ類も気になるし、車体の消耗も少し気になっている。

ここまで長く乗っていると必然的に考えるのは『次』だったりするわけだが、どうしても次の車というやつが思いつかない。
ここまで軽くてシンプルで、タイヤの一転がりから楽しめそうな車に心当たりがないのだ。

今年は車検が控えている。もう一回くらい取るべきか否か、今からすでに悩み始めている。

2017年4月1日土曜日

【映画感想】アサシンクリード

歴史の陰で争い続ける二つの団体があった。
一つは完全な世界のために個人の意思は不要と考える『テンプル騎士団』。
もう一つは自由意志こそが人類を成長させていくと考える『アサシン教団(クリード)』。
紀元前からの彼らの争いは、21世紀に入っても続いていた。しかし規模の違いから、常にアサシン教団はテンプル騎士団に優位に立てていなかったのだ。

時は大航海時代、
アサシン教団がテンプル騎士団より奪還し隠匿した『エデンの果実』の行方を捜すため、現代のテンプル騎士団は隠匿者の子孫カラム・リンチを探し当てる。
祖先の過去を辿る大型装置『アニムス』によって、彼に残るアサシンの遺伝子から過去を暴いていくのだ。

そして、アサシンとしての過去が現代のカラムにも影響を始めて――。


元ネタはフリーランニングをテーマとした同名のアクションゲームである。

ただしぶっちゃけると、見に行ったのはタイミングがよかったことと、スタントを行ったのがダミアン・ウォルターズだった、という点が大きい。

ダミアン・ウォルターズがどんな人かというと。


……こんなエクストリームなことをやらかす人物である。

映画でも彼のアクションは健在である。ゲームの特徴でもあるイーグルジャンプもしっかり決めてくれる。
その上であえての注意事項をいうならば、安易に真似してはいけないということだ。
あのアクションはダミアン・ウォルターズが訓練して行っている。貴方はダミアン・ウォルターズでもないだろうし、しっかり訓練されているかもわからない以上、下手に真似をすると命に影響するはずだ。また当サイトでも責任は一切取らん。


さて、映画の感想をば。

過去と現代を何度か行き来する構成だが、アニムスを経由することで切り替えと構成が分かりやすくなってるのはいいことだろう。たまーに凝った映像を見せんがためにわざと分かり辛く作ってるとしか思えない映画もあるし。

その上でアサシン教団がフリーランニングを使う理由もわかる。あの数の『暴力』に対抗するには神出鬼没で不意をつかなければならないためだろう。
暴力を否定したいはずのテンプル騎士団が意思の統一に用いるツールが数による暴力なのもかなりの皮肉である。どちらが暴力肯定派なのやら。

現代の主人公カラム・リンチと過去編の主人公アギラールを演じるのはマイケル・ファスベンダー。これがまたなかなかいい感じなのだ。
うちで紹介してる作品だとリブートX-MENでヤングマグニートーを演じている。相変わらず苦悩を抱えたキャラを演じるといい影が出るタイプで、通り一辺倒なイケメンではないところが中々好み。

で、肝心のアクション方面はと言えば、ネタバレなので後で折りたたんで書くけど微妙に消化不良の面も無きにしもあらず。
とはいえ中世の古い町並みをスパンスパンと飛び回るアクションには爽快感も見どころも十分。お腹いっぱいになれる。
見に行って後悔はしないはずだが、上映期間を考えるともう少し早めに紹介すべきだったと思う。そこだけは反省。

ネタバレの消化不良を折りたたんでぼそっと。



2017年3月5日日曜日

【映画感想】トリプルX:再起動

ザンダー・ケイジが帰ってきた。
かつて世界を救ったエージェントでありながら世界を転々とし自分の好きなように生きていた彼だったが、衛星落下に巻き込まれたギボンズの訃報には一考するところがあったらしい。
軍事衛星用コントローラーを奪った連中がいる。
そいつらは実にエクストリームで、ザンダー好みの『ヤバイ』連中だ。ザンダーの小技で脱落するような正規軍の精鋭(マヌケ)じゃとてもお相手できそうにない。
腕があり、エクストリームで、ザンダー好みの特殊な仲間たちと、コントローラーの回収と行こうじゃないか。


そんなエクストリームに身をゆだねる映画がこの作品である。

冒頭、真夏の山で繰り広げられるエクストリームスキーから度肝を抜かれ、スケボーでのダウンヒルへ繋いだ目的が実にザンダーらしい(笑) まっことフリーダム。

そんなシーンを手始めに、この映画にはジョークがたっぷりある。

まずは序盤のギボンズ登場シーン。
トリプルX新メンバー集めに声をかけたのはサッカー選手のネイマール(カメオ!)だし、朝から山盛りの中華がっつくし、ネイマールはネイマールで『アベンジャーズの勧誘と勘違い』してここへ来ているのだ。
おいこら!www 確かにニック・フューリーぽいが違うわ!!!wwwwwwwwww
さらに腹が立つのは、次に出てくるときに(おそらく意図的に)眼鏡の左側を黒くしていることだ。そこまでニック・フューリーに寄せんなよ畜生!wwwww

いや、これがアベンジャーズ合流の布石だとしたら(ないない)

正規軍の精鋭を脱落(笑)させるのも実に『らしい』やり口。

その上で相手の暴れっぷりがまたエクストリーム。侵入から突破、そして目的までが。
まかり間違えば敵味方の立ち位置が入れ替わっていてもおかしくない。その上でどう連中が動いていくかはかなり楽しいと思う。


アクション映画好きなら見ておいて損のない出来だろう。しばらくはおなか一杯になることうけあいだ。

とはいえ今月はアサシンクリードも控えてるし、来月はワイルドスピードだ。攻殻機動隊はちと悩み中。おなかが足りなくなる時期は来るのだろうか。

そして恒例のネタバレ折りたたみ。


2017年2月24日金曜日

【映画感想】ドクター・ストレンジ

スティーヴン・ストレンジ。職業、神経外科医。
天才的な技術を持つが、才に驕る傲慢さを隠さない性格で敵も多い。
その性格が招いた交通事故で腕の神経を損傷し外科医としての命脈を断たれた。

失意の彼に届いたのは、彼に門前払いされた患者が全快したという話。
わずかな手がかりを頼りにカトマンズへ向かう。目指すは魔術結社カマー・タージ。

事故で失った神経の代わりを魔術に求めたドクター・ストレンジは、会得した魔術によって世界の深遠を知り、精神世界の闇と戦うことになる。


とまああらすじと能書きを垂れてみたが、別にこんなこと知らなくても冒頭五分のカマー・タージの首領エンシェント・ワンと元弟子カエシリウス達との戦闘を見れば映像でトリップできること請け合いだろう。
壁がうごめいて起き上がり重力が好き勝手な方向にゆがんでいく視覚系ドラッグなシーンは、映画『インセプション』の夢の中のシーンを思い起こさせる。3Dで鑑賞したほうがよりトリップ度が高いかもしれない。2D版を見た身としてはちょっと悔しい(笑)

今回のヴィラン役カエシリウスがまたもこたマッツ。

そして、この冒頭のバトルシーンの描写で、ドクター・ストレンジシリーズがこれまでのマーベルヒーローと一線を画すことを高らかに宣言する。超人だろうがスーパーパワードスーツだろうが、ましてや神だろうが逃れられなかった物質世界の法則からから軽やかに飛びのいてくれたのだ。万華鏡のように街を持ち上げていく映像の見せ方と相まってなかなかの衝撃を喰らうはず。

予算もかかったろうな。

主人公スティーヴン・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。TVドラマ『シャーロック』の主人公ホームズ役だが、人によってはフォトボムのベネと言ったほうが通じるかもしれない。詳しくは検索を(笑)
このストレンジ氏の鼻持ちならない性格と医者としての才能を、短い時間ながらもしっかり印象付ける演技あってこそ、続く挫折と復活がなかなかに良く見えてくる。

あとはVFXで目の前に繰り広げられる魔術を楽しめばいい。見せ方がうまいのでどんどんと引き込まれるのだ。

この映画のキーワードは『時間』。
カエシリウスが狙うのはエンシェント・ワンの持つ時間操作の魔法であり、そのエンシェント・ワン自身も年齢不詳ときな臭さが漂う。
ドクター・ストレンジが時間に挑む様子も注目である。


マイティ・ソー新作にも絡む描写があったりアベンジャーズ参戦っぽかったりするので、まだまだマーベルシネティックユニバースは続くというところなのだろう。
なかなかに楽しみだ。


最後にネタバレ。スタン・リーは出るよ!(笑)

2017年2月13日月曜日

【映画感想】スターウォーズ ローグ・ワン

少女は、父を帝国にさらわれた。
科学者だった少女の父は、帝国で惑星破壊兵器を開発させられた。
成長した少女は帝国に挑む。父が惑星破壊兵器に意図的に残した欠陥を、同盟に知らせるために。
これはエピソード4へ至る物語。


エピソード4でレイア姫がデススターについて語った「この設計図を手に入れるために、多くの犠牲を払いました」という一文を、人名付きでスターウォーズサーガに組み込んだのがこの映画である。

『多くの犠牲』が最終的に『払われる』ことが確定している物語なのだから単純な勧善懲悪活劇とは言い難い。しかしフォースもなければまだジェダイもいない同盟軍の中から、事情有りで同盟軍の裏方だった連中と共に独立愚連隊として帝国に一泡吹かせる様子はなかなかに痛快だ。
これまでの映画でエエモン面して描かれていた同盟の汚い側面の一端が暴露されるのも見もので、そういう臭いものにフタした上で会議を躍らせた挙句に傍観決め込もうってんだから輸送船ちょろまかすくらいはお目こぼししてくれてもいいかと思う。

サブタイトルにもなっている『ローグ・ワン』の名前も、離反の時にとっさに口に出してしまった主人公たち独立愚連隊のコードネームでしかないはずなのだが、裏方連中の出自や主人公の育ちも加味すると実にぴたりとハマる。

ジェダイのようなすごい力もない。
公式なサポートもない。
それでも彼らは自分たちの経験と発想を頼りに状況を打開しようとしていくのだ。そういう普通の人たちの頑張りは見ておくべきだと思う。

スターウォーズに思い入れがあるなら当然見るべきだが、ざっとした知識しかなくても十分に楽しめるSFアドベンチャーに仕上がっている。
上映終了が間近だとは思うが、見て後悔はしないと思う。たぶん。



2017年2月4日土曜日

【映画感想】艦隊これくしょん劇場版

映画感想のジェットストリームアタックもここにて終了。いざ劇場版艦これへ。


敵輸送船団と護衛の撃退に成功した吹雪たち一行は、その直後に呼び声にも似た奇妙な音を聴く。
同時に始まった海の色の変化によって艤装にダメージが入る中、輸送船団から見つかったのは、あの時轟沈したはずの如月だった――。


この劇場版は、惨劇とも言えるほどシナリオ的に爆死したテレビ版の後日談である。


テレビ版で何が起こったかをざっくり羅列すると。

・やりたかっただろうギャグどころかギャグ回も滑ってる
・ギャグのすべりがシリアス方面にも悪い影響を与えてる
・声すら出さないことにした提督の空気っぷり
・それでもシナリオに食い込んでくる提督
・戦闘シーンで目立つ棒立ちと消化ゲーム感
・ラストバトルの回転寿司風味艦娘カットイン
・轟沈の悲劇を伝えるためとはいえ、そのために出したとしか思えない如月が完全なる出落ち兼使い捨て

最終項目は滂沱の血涙を流した如月提督も少なからずいたのではなかろうかと思う。
あまりにひどい使い捨てっぷりに、私もよほどここで切ろうか考えたほどである。

カレー回に落胆し、ラストバトルで幻滅するまで付き合ってしまった自分を激しく責めたい。

良質なはずの素材からよくもまあここまでやりやがったと、本放送時には肩を落としたものだ。


ゲームには肩までどっぷりつかりこんだ駄目提督なので、正直に言うならお布施やむなしの思いで見に行ったわけではあるが、声を大にして言いたい。

なぜこれをテレビでやれなかった!?

演出込みでこれが出来てたら不評もなく爆死でもなかったんだよなぁ……。


敵の深海棲艦がなぜ出現するか。撃沈した深海棲艦たちはどこへ行きどうなるのか。
また轟沈した味方の艦娘は、といったゲーム中の疑問に、ある一定の道筋をつけるシナリオになっていたことは評価すべきだと思う。
こと如月提督は救われたのではなかろうか。


そしてほんのりとだけど、主人公の吹雪が特別な存在である理由も語られる。それは納得もいくし、必然でもある。


まあ文句をつけたいところもある。

遠隔地での作戦ということで提督不在の違和感を減らしてはいるものの、長門が秘書艦というよりは全権代理人のような扱いになっていて提督の空気感は加速している。
ゲームとしてあまりに有名になりすぎていてどんな提督像を出しても一定数は反発を買うだろうことは分かるが、おかげで指揮系統も軍組織の構造すらもうやむやになっているのは問題だろう。
もう全部提督抜きでいいのか?(笑)


最後に。
テレビ版からは比べるべくもないほどの良作であり、テレビ版ならずゲーム版の一部に対する答を用意したという点においても評価すべき作品である。
本放送時テレビの前で砂かハンカチかを噛んだ人にこそ見てほしい仕上がりだ。最悪お布施するつもりでもかまわないので見に行ってほしいと思う。

その上でもう一度繰り返す。
なぜこれをテレビでやれなかった!?

2017年1月31日火曜日

【映画感想】君の名は

宮水三葉は、夢を見ていた。
憧れだった東京に住む男子高校生となって、おしゃれな街で電車にもまれバイトに学業に四苦八苦する夢だ。

立花瀧は、夢を見ていた。
行ったこともない山の中の田舎町で、女子高校生となっている夢だ。

夢にしては妙にリアルで現実にしては嘘っぽい。
しかしスマホに残った記録を見れば。

「俺たち……」
「私たち……」
「入れ替わってる~~~~~!?」

そんな二人の、奇妙な共同生活が始まる。
小さなズレにも気付かないうちに。


モチーフとしてはよくある男女入れ替わりもの。
そこにちょっとしたスパイスを入れただけで、物語がこうも盛り上がるとは。

最初に見た段階でズレに気付いた人はいただろうか。
見に行った当時でもすでにあちこちでネタバレが出回っており、不幸にして私はそのネタバレを回避不能な状態で盛大に踏みぬいてしまってから観るという状況だった。

まあ、それでも見事にだまされたわけだが(笑)

思い出してみれば入れ替わった直後からズレの伏線は張られていた。
ズレに違和感を覚え気付くまでが前半という仕立に、ネタバレを知りつつも見事にしてやられた格好である。

入れたスパイスだってSF的にはよくあるガジェットだが混ぜ方は秀逸の一言。
「こう来たか!」と膝を打ち、困難に立ち向かう様子には拳を握っていた。

そしてオトコノコですから、瀧くんの行動に賛同する場面はあれやこれやとあるわけで(笑)

前半終了時点で起こる事件によって名前を忘れてしまう状況に陥りながら、かすかな記憶を頼りに思い出すため行動する瀧くんはやっぱり茶化し抜きにして男の子である。


ここまで感情移入しちゃうのは、キャラがぶれなかったからなんだろうなと考えている。


周囲が持ち上げすぎたり騒ぎすぎてる感はあるが、文句なくお勧めできる映画の一つだと思う。
物語はダイナミックに動く。こうくるか的なフックもしっかり作っていて、最後まで飽きない作りにはなっているはずだ。

しかし昨年のベストと言い難いのは、やっぱり「この世界の片隅に」を見てしまったからだよなと。
どっちがいい悪いではない。自分の度肝の抜かれ具合の差だ。

ただしどちらを薦めるかと聞かれれば「両方見ろや」と答えるだろう。その程度には自分には節操がない(笑)


そして折りたたむのはネタバレ兼であまり大っぴらにしない話。


2017年1月28日土曜日

【映画感想】ジャック・リーチャー Never go back

映画の感想が3本ほど積み上がったので、すでに公開が終わっているジャック・リーチャーから駆け足紹介。


ジャック・リーチャー。法の外に生き、自らの信念で動く男。

後輩のスーザン・ターナー大佐に協力した逮捕劇で食事の約束をしたジャックは、出向いたスーザンのオフィスで彼女が逮捕拘留されていると聞かされる。
アフガニスタンで行われている米軍兵器横流しの調査中だった彼女の部下が殺害され、彼女自身が横流しと殺害を行ったとされたのだ。
ジャックが独自に調査を始めた矢先に判明した養育費裁判の関係で、娘だと主張する少女サマンサと会ってしまったことで彼女も真犯人たちから狙われることとなる。

脱獄させたスーザン、娘を自称するサマンサと共に、ジャックは調査を続けることになる。


さてこの映画、ネット上の評価はあまりよろしくない。
謎解き要素はしっかりとある。カーアクションも十分だ。アクションの評価があまり高くないが、ジャック・リーチャーらしい格闘の重厚さを演出するのならばあれも悪くない。
ミッション・インポッシブルシリーズはイーサン・ハントが超人すぎるからハイテンポになるのだ。おかげであのシリーズはラストバトルが最前線の戦闘指揮官ハントvsあまり戦闘に向かないラスボスみたいなハンデマッチが増えてるじゃないか。シリーズは好きだけど、そこだけはいただけない。


個人的に気になるのはジャックが後手に回ることが多く、憲兵としての経験や知恵がその場しのぎに使われるパターンが増えたことだろう。敵の殺人狂っぷりを描写するためとはいえ後手に回りすぎて味方や証言者が消されていくのを止められないのがもどかしい。

もうひとつがサマンサの存在だ。
手癖の悪さと着眼点の違いを生かして敵を出し抜きジャックたちに貢献することもあれば、子供らしい危機感のなさでピンチに追い込んだりする。ここでもジャックが後手だ。特にラストバトルに至るアレは、ジャックでも利己的な行動が予見できなかったのかと激しくツッコみたい。その上最後まで一歩上を行かれるとかずいぶん鈍りましたなジャックさん。

いつものトム・クルーズらしいアクションは山盛りだし敵も軍事面からめて国際色を出してきてる。それでもいまいち楽しめなかったのはジャックがあまり先手を打てなかったせいなのかなぁと。
真犯人と横流しを結びつけるラストのアレだってすぱんと見抜いてこそでしょうに。


筋立てもアクションも悪くない。代金分は楽しんできたと思う。
ただ自分には引っ掛かりがあったというだけだ。辛口になるのは期待感が高かったせいだろう。
アクション映画として積極的におすすめはしかねるが、超人ではないトム・クルーズが見たいというなら前作同様十分に価値はある。
すでにレンタル待ちしかないんだけれど。


2017年1月7日土曜日

新型スイフトをチラ見してきた

近くのディーラーで展示されているというので、ちょっと時間を作って新型スイフトを見に行ってきた。

店頭に並んでいたのは黒のハイブリッドRS。モノトーンの車体に一本走るグリルの赤ラインが目を引かれる。
旧型や旧旧型はデザインや色の関係で実寸よりやや大きく感じたものだが、現行モデルは小さくまとまったような印象を受けた。横に並べた自車HT81Sとどっこいくらいにも見えたものだ。ただしHT81Sには愛着とひいき目マシマシです。

ヘッドライトの厚みが減ったために、フロントの印象はHT系にも見えなくもない。それでも切れ上がりの残るヘッドライトとテールライトは明らかに旧モデルとのつながりが分かる。

あまりじっくり見る時間も、乗り込むこともかなわなかったので大雑把な感想となるが、外から見た限り内装も落ち着いて見えた。しかしここらはイルミのいじり方一つでおもちゃにもシックにもなりえるので乗車するまで評価お預けの項目。


相変わらず次期車両の目途は立たず、やんわりと家族全員から軽自動車を進められる始末ではあるが、やはり本命は遅れて発表されるはずのスイフトスポーツである。噂通りのテンヨンターボ+オールグリップ4WDで出てくるのなら、モータースポーツベースとしてもかなり面白い車両になれるのではないだろうか。

2017年1月3日火曜日

ご挨拶

新年明けました。


年末年始は例年通りの迎撃系飲酒祭が多発し、しかも病み上がりから食事制限を撤廃したこともあって体重計に恐怖心を抱く今日この頃。

今年は体調に気をつけてのんべんだらりと生きたいところである。


仕事始めながら仕事のない職場よりお送りなう。