2017年2月13日月曜日

【映画感想】スターウォーズ ローグ・ワン

少女は、父を帝国にさらわれた。
科学者だった少女の父は、帝国で惑星破壊兵器を開発させられた。
成長した少女は帝国に挑む。父が惑星破壊兵器に意図的に残した欠陥を、同盟に知らせるために。
これはエピソード4へ至る物語。


エピソード4でレイア姫がデススターについて語った「この設計図を手に入れるために、多くの犠牲を払いました」という一文を、人名付きでスターウォーズサーガに組み込んだのがこの映画である。

『多くの犠牲』が最終的に『払われる』ことが確定している物語なのだから単純な勧善懲悪活劇とは言い難い。しかしフォースもなければまだジェダイもいない同盟軍の中から、事情有りで同盟軍の裏方だった連中と共に独立愚連隊として帝国に一泡吹かせる様子はなかなかに痛快だ。
これまでの映画でエエモン面して描かれていた同盟の汚い側面の一端が暴露されるのも見もので、そういう臭いものにフタした上で会議を躍らせた挙句に傍観決め込もうってんだから輸送船ちょろまかすくらいはお目こぼししてくれてもいいかと思う。

サブタイトルにもなっている『ローグ・ワン』の名前も、離反の時にとっさに口に出してしまった主人公たち独立愚連隊のコードネームでしかないはずなのだが、裏方連中の出自や主人公の育ちも加味すると実にぴたりとハマる。

ジェダイのようなすごい力もない。
公式なサポートもない。
それでも彼らは自分たちの経験と発想を頼りに状況を打開しようとしていくのだ。そういう普通の人たちの頑張りは見ておくべきだと思う。

スターウォーズに思い入れがあるなら当然見るべきだが、ざっとした知識しかなくても十分に楽しめるSFアドベンチャーに仕上がっている。
上映終了が間近だとは思うが、見て後悔はしないと思う。たぶん。





ただあの、後悔とかそういうのではなく見ていて微妙な気持ちになったのは、科学者兼少女の父親を演じたマッツ・ミケルセンのおかげだと思う。
出演シーンは少ないが存在感のある演技をしてくれているので、そこには全く不満はない。

どうしても思い出してしまうんだ。ツイッターで見かけた、こたつインしたマッツを。
おかげでどんなシリアスなシーンでもこたマッツを思い出して微妙になごんでしまってなぁ(苦笑)

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