2017年8月26日土曜日

我が家のマニアック備品

自分は妙なところで無駄な凝り性を発揮することが多い。結果として希少なものを長く使い続けることが増えている。
例を上げるなら最初の自作機から使い回しているメンブレンキーボードだったり、9年以上乗り続けてまたも車検を取ってやろうと企むHT81Sスイフトスポーツだったりするわけだ。

これまで言及することこそなかったが、ヘッドフォンも諸事情あってなかなかにマニアックなものを使っている。

愛用品はソニーのMDR-CD900ST。検索をかけてもソニーのHPが第一候補に上がらないというマニアさを誇る、それでもいちおう現行品である。
用途はスタジオ録音や何かの試聴向けの完全プロ仕様。癖のないフラットな音域が特徴らしく、このヘッドフォンで録音した曲のバランスを取って完成品にするプロも少なからずいるという話だ。

中古で入手したものなのだが、前歴がそれなりにある上使い始めてから十年以上経つ。あちこち痛んでいるのも事実。

ところがこのヘッドフォン、プロ仕様なだけあって修理部品がかなり出る。修理部品だけで新品が一台組めるだけ出る。
というわけでどこを替えれば昔の見た目に戻るかと調べてみたら、ネジの錆や合皮部品の交換等々見ていくと……残る部品の方が少ないじゃん(苦笑)

そういう交換の手間など考えると丸々新品への更新もありなのかなあと考えている最中である。安いとは言わないが、上を見ると青天井レベルに金がかかりそうなヘッドフォン業界にあってプロ仕様でもそこそこ手軽なお値段なだけに。

なるべくなら部品も外観も残したいけど、新品の使い勝手も試してみたいよなあ。うーん。




なぜにここまで悩んでいるかというと、このヘッドフォン、友人の遺品なのである。だからなるべく残したいけど部品はあるしと悩み続けているわけだ。

もっとも受け取ってからの時間の方がすでに長いわけで、あいつは雲の上から「変に悩まんで買っちまえば? ひひっ」って言ってそうな気もする。まったく。

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