2017年1月28日土曜日

【映画感想】ジャック・リーチャー Never go back

映画の感想が3本ほど積み上がったので、すでに公開が終わっているジャック・リーチャーから駆け足紹介。


ジャック・リーチャー。法の外に生き、自らの信念で動く男。

後輩のスーザン・ターナー大佐に協力した逮捕劇で食事の約束をしたジャックは、出向いたスーザンのオフィスで彼女が逮捕拘留されていると聞かされる。
アフガニスタンで行われている米軍兵器横流しの調査中だった彼女の部下が殺害され、彼女自身が横流しと殺害を行ったとされたのだ。
ジャックが独自に調査を始めた矢先に判明した養育費裁判の関係で、娘だと主張する少女サマンサと会ってしまったことで彼女も真犯人たちから狙われることとなる。

脱獄させたスーザン、娘を自称するサマンサと共に、ジャックは調査を続けることになる。


さてこの映画、ネット上の評価はあまりよろしくない。
謎解き要素はしっかりとある。カーアクションも十分だ。アクションの評価があまり高くないが、ジャック・リーチャーらしい格闘の重厚さを演出するのならばあれも悪くない。
ミッション・インポッシブルシリーズはイーサン・ハントが超人すぎるからハイテンポになるのだ。おかげであのシリーズはラストバトルが最前線の戦闘指揮官ハントvsあまり戦闘に向かないラスボスみたいなハンデマッチが増えてるじゃないか。シリーズは好きだけど、そこだけはいただけない。


個人的に気になるのはジャックが後手に回ることが多く、憲兵としての経験や知恵がその場しのぎに使われるパターンが増えたことだろう。敵の殺人狂っぷりを描写するためとはいえ後手に回りすぎて味方や証言者が消されていくのを止められないのがもどかしい。

もうひとつがサマンサの存在だ。
手癖の悪さと着眼点の違いを生かして敵を出し抜きジャックたちに貢献することもあれば、子供らしい危機感のなさでピンチに追い込んだりする。ここでもジャックが後手だ。特にラストバトルに至るアレは、ジャックでも利己的な行動が予見できなかったのかと激しくツッコみたい。その上最後まで一歩上を行かれるとかずいぶん鈍りましたなジャックさん。

いつものトム・クルーズらしいアクションは山盛りだし敵も軍事面からめて国際色を出してきてる。それでもいまいち楽しめなかったのはジャックがあまり先手を打てなかったせいなのかなぁと。
真犯人と横流しを結びつけるラストのアレだってすぱんと見抜いてこそでしょうに。


筋立てもアクションも悪くない。代金分は楽しんできたと思う。
ただ自分には引っ掛かりがあったというだけだ。辛口になるのは期待感が高かったせいだろう。
アクション映画として積極的におすすめはしかねるが、超人ではないトム・クルーズが見たいというなら前作同様十分に価値はある。
すでにレンタル待ちしかないんだけれど。




なんでこんなに引っかかってたか去年観た映画のラインナップを確認して納得した。

アクション観て大笑いしたいならデッドプールだし、シナリオとアクションでビタースイートなラストまで駆け抜けるならシビルウォーだし、シナリオ一本で勝負するならオデッセイが珠玉だろう。
結論として……比べる相手が悪い、と(苦笑)

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