先日新型フィット・ハイブリッドに試乗してきた。
え? お前はエコとか何も考えてないだろうって?
全く考えたことがない! 何か文句があるか!
なので興味は別のところにあった。
ようやく日本でも普及価格帯の車両に搭載されたデュアルクラッチがものすごく気になったのである。しかもホンダ製というところに。
なにしろホンダは技術においてはドのつく変態だった時期があるため、その技術はいまだ健在かと気になったのだ。。
変態と言う物言いに文句があるなら、横置きエンジンF1とか空冷F1とか世界で唯一マスキー法をクリアしたCVCCエンジンあたりを調べておくように。その上で口を閉じられるなら異論は受け付ける。
初見での感想。
長い。
HT81Sが3620mmなのに対し新型フィットは3955mm。初代からも100mm近く伸びたサイズはデザインからして大きさではなく長さを感じた。
着いたとたんに接客してくれた受付のおねーちゃんは実用性がどうのドアの開口部がどうのという方面の説明はしてくれたが、「こいつデュアルクラッチですよね?」という質問には頭頂部からハテナマークが生えたように見えた。
デュアルクラッチって難しいこと言った?
試乗をお願いした時にはセールス担当っぽい人に変わってたんだが(笑)
デュアルクラッチ車、初試乗。
オートクラッチと言うとスマートくらいしか乗ったことがないので少し身構えつつエンジンをかける。
あ、今時の車はボタンなんすねー。ブレーキ踏んでプッシュスタート? でシフトレバーはDに動かすと自動で標準ポジションに復帰する最近のプリウスとかと同じタイプね。
えーと、軽く転がしてみた感想。
デュアルクラッチとかハイブリッドとかいうエクスキューズ、全くいらない。
パドルシフトのないモデルだったのでシフトショックを手で演出できなかったけど、相当腰に神経を集中してもすいーっと走るだけ。
それはモーターとエンジンの制御に関してもそう。制御の橋渡しはいやらしい演出なしで行われ(というかなるべくシームレスになるよう制御してるはず)のため、乗ってる側は取り立てて意識する必要はない。出力モニタ見ないとどっちで動いてるかわからないくらいだ。
もちろん加速面でしごけたわけじゃないからエンジン+モーターの加速力を試すには至らず。
乗り心地はドシッとした感触で、初代フィットのように細かくゆすられるようなことはない。
路面が荒れてるところも走ったりしたのだが、細かい凹凸をいなしてる感触は分かってもゆすられるほど車体には響かない。HT81Sだとけっこうゆすられる場面なのに。
普通のフィットと乗り比べたわけではないため、このドシッと感はノーマルでもある感覚なのか、あるいはハイブリッドならではの車重増がもたらしたものなのかは分からなかった。
うむ。デュアルクラッチ+ハイブリッドというハイテクを内蔵しつつも、フィットハイブリッドはどこまで行っても普通なのだ。
おそらく誰かを乗せるときにも特別な注文なく運転をお願いできる。今のHT81Sと違って。
車二台を持てるような状況になったとき、片方を趣味丸出しの車にするならもう一台を4WDのフィットハイブリッドにする、という選択肢が出るくらいには悪くないと思えた。そんな状況は天地が何度ひっくり返っても起こらないとは思うのだが。
ただ気になったのは、人とコンタクトする場所はどこもかしこも軽く動かせるフィットにおいて唯一明快に重量感を感じたブレーキペダル。
当初きれいに止めるのに試行錯誤させられた。
このブレーキがホンダの意志なのか個体差なのかはわからない。とはいえ慣れたら慣れたでほかの車のブレーキが軽くて落ち着かないとか言い出すんだろう。自分はそういうタイプだ。
そして帰ってから慌ててHT81Sのタイヤの空気圧をチェックした自分がいる(笑)
結果乗り心地が改善した、ような。何やってんだそこの自称車好き。
「電動サーボブレーキシステム」というのが載っているそうなのでそのせいかなぁ>ブレーキ。回生ブレーキなのでしょう。
返信削除ペダル類の重さもセッティング次第だと思ってるので、意図的に重くしてるのかなと。特に回生ブレーキは電気的にしかペダルと繋がってないはずですし。
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