さて、私としては珍しく公開初週に見に行ってきたワイスピ最新作。
感想からいうと大満足である。
前作MEGA MAXで大金を手に入れ、カナリア諸島で優雅な逃亡生活を続けるドミニクの前に現れるホブス捜査官。
告げられたのはヨーロッパで組織犯罪に加担したレティの存在。ドミニクの恋人であり、MAXで麻薬密売組織に潜入捜査した上事故で死んだはずの彼女がなぜ。
再びドミニクのファミリーが集結し、舞台はヨーロッパへ。ファミリーとして、かつてのファミリーを救うために。
犯罪組織の首謀者は元SASのため犯罪の裏表を知り尽くしている。かかれた裏にいかに対処するかも見どころのひとつ。
しかしそんなもんマッスルカーの嵐で蹴散らすぜ!(笑)
そういうローテクなマシンを揃えるためのギミックもなかなか凝っている。見ればその凝りように納得してもらえるとは思う。
そしてワイスピシリーズの集大成ともいうべきキャストが並ぶのは圧巻。
MAXからもゲストありなのがちょっと楽しかった。ブラガはともかくもう一人は忘却の彼方だったわ。
物語の二転三転ぶりも見事。「裏切り者は、どこにでもいる」という敵側のセリフもギミックのひとつとして終盤へ向けた逆転劇に繋がったあたりは実にいい感じだった。
もちろん最後はマッスルカーとマッチョが蹴散らすんだが。
腹を抱えて笑いたかったのはテズとホブスがマッスルカーを手に入れる下り。どれだけ言葉を綺麗に飾ってもありゃ体のいい追い剥ぎだ(笑)
ラリー好きとしての注目はハイテク日本車に乗り続けたブライアンが選んだローテクマシン。
いくら舞台がヨーロッパで、日本車好みのブライアンとはいえ、あの場面で出す右ハンのラリー仕様フォード・エスコートMk1! ニヤニヤが止まらんわ。
再び言おう。大満足の結果だった。
MAXから続いた3部作にはケリが付き、最後には収まるべきところに収まる。よいまとまりだったと思う。
カーマニアとしてもアクション映画好きとしても見て損はないし、むしろMEGA MAXまで見てるなら見なきゃ損だ。そこは断言しておく。
140分は案外短いものさ。
先週あたりのツイッターのTLで、地上波放映したトーキョー・ドリフト(3作目)のタイミングに関する地味ーなこき下ろしを行ったことは発言を消してないので探れると思う。
しかしありゃ間違いだ。私の早とちりだ。
逆にあのタイミングでなければならなかったのだ。
このEURO MISSIONは映画のパンフにすら「番外編的扱い」と書かれたトーキョー・ドリフトへと続く流れを見事に描いてくれた。
MAXからの軽妙なキャラだったハンがなぜトーキョー・ドリフトであんな金に執着する『落ちぶれた』感じになったのかと、信頼できる仲間を欲したのかが切なく描写されている。
そしてエンドロール手前のシーンで新キャラ登場と共にトーキョー・ドリフトのあのシーンが拾われる。新たな復讐劇と共に。
待て、続編!!
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