2013年7月26日金曜日

未知と恐怖

「昔・・・・祖父がよく言っていました
 最大の恐怖とは”識らぬ事”だと
 幽霊の正体見たりなんとやら・・・・ですね
 もう僕は あなた達が恐くありません」

              大暮維人『魔人』より 出虎一八(デコッパ)


無知は恐怖を喚起する。ただし恐怖を知らぬ者は馬鹿と呼ぶ。
だから人は知識を身に着け自らを守る鎧とするのだ。

例えばホラー映画は加虐対象が分からないほど恐怖を呼び起こす。 日本独自の恐怖喚起手段を持った邦画ホラーは、キリスト教の系譜に則り一定の方向性を持ったハリウッド・ホラーよりハリウッドで恐れられる。
……と言われている。ホラーは苦手なので見比べる気は一切ないが。

もし十分な知識があっても、宇宙空間で単独で取り残されたら。
救出の可能性への未知は十分な恐怖対象であろう。

そんな映画が10月にハリウッドで公開される。


スペースシャトルで船外活動中の博士がデブリの衝突でロストするまでの過程が短く描かれた予告編だ。

どこまでも綺麗で、誰よりも遠くにいて、その上で未知の領域たる宇宙。
映像が美しいだけに恐怖はより鮮明となるだろう。

「ヒューストン、ストーン博士を見失った」

わずか一言が、とてつもなく怖い。


http://wired.jp/2013/07/26/gravity-teaser-cuaron-bullock/

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