入院六日目。
朝の検診やら朝食やらを終えて先生の巡回。日常のルーティンワーク。
の、はずが。
「だいぶ数値が安定してきましたし、そろそろ退院します?」
待ち望んでいた一言がようやく聞き出せた。返事はハイ一択でしょう。
退院のために必要なのは帰宅の移動手段と入院費用。概算で聞き出した入院費用とともに昼前には帰る旨を身内に連絡しておく。
仕事中は何かにとりつかれたように休みたいと考えていたのに、いざ強制休暇となると仕事が気になって仕方がない。完璧にワーカーホリックである。職場は滞りなく動いているか、自分がいないために進まなかった仕事はないか、そんなことばかり考えてしまう。
一週間近くいると、変なものだが病室にも愛着がわいてくるものである。生活品以外をまとめつつ部屋を眺めれば思い出すのは入院初日の体調。はっきりとよくなったと言える。
よくまああのだるさで仕事できてたものだと。
その上で通いで治そうなどと考えたものだと。
退院前日とはいえやることに変わりはない。読書と艦これと仮眠と、時々食事だ。
この健康的な食事もなかなか悪くなかったが、退院したら何を食おうか。ジャンクなヤツをいきたいところである。
入院七日目。最終日。
朝食を食べ、部屋で最後にやることは撤収だ。
さっきまで使っていた生活品をしまい、こまごましたものやごみを片付ける。
ちょいとゴニョゴニョな手段で確保していた電源からスマホの充電器を回収するのも忘れない。これやっとかんと枕元にスマホ置けなくてなぁ。
忘れ物がないか何度も確認する。荷物を家人に預けて最後の診察へ。
ここで初日の血液検査の数値を聞かされ驚いたわけだ。もっと驚いたのがいつもの懸念ガンマGTPで、確かに解熱剤として風邪薬や栄養ドリンク飲んで負荷かけてた自覚はあるけれど、入院初日に221出てたとかないわー。ちなみに標準値は最大79なので、どのくらいおかしいかは分かってもらえると思う。
デヴらしく脂肪肝だよちくしょう。
他に注意されたのは「体力が落ちてるのでしばらく安静に」「この病気は再発しやすいので気をつけて」といったところ。血液・尿検査の結果もまずまずと伝えられた。
そう、再発しやすいのだ。
入院前のあの原因不明の発熱もそうだが、今年二月ごろにも『急な発熱』『のどの痛みはなし』『妙なだるさ』と今回とほぼ同じ三点セットを食らっていたのだ。しかも二週おきに三回くらい。
風邪だろうと高をくくっていつもの耳鼻科へ行き「こないだも処方されたと思いますが」の前置きつきで同じ薬をもらってしのいでいたのも、ひょっとしたら今回同様急性前立腺炎だったかもしれず。抗生物質を処方されていたのであまり悪化しなかったのかなと。
あのとき気付いていれば今回の入院はなかった可能性もあったわけで。ため息ひとつ。
とりあえずは今の治療。
飲み薬一週間分と、そのころの来院を約束して開放された。次の来院まではだらだら過ごそう。
「お酒は絶対に駄目ですからね?」
あーい。
外。一週間ぶりの外。
「シャバだーーーーー!!」
……任務完了。
まずはいったん帰宅して荷物を下ろし、洗濯物・日用品・その他もろもろの仕分けを行う。
しかるのち職場へ。とりあえずの退院報告と、今後の療養方針を相談。早々に引き上げた。
ここからは一週間だらだら過ごし、昼間だけ職場に行く生活を繰り返す生活に至る。
総括。
手術やら何やらを抜きにしても、ただ安静にするだけでも体力はどんどん削れていくものとは知らなかった。退院後しばらくだらだらやってた半分以下の勤務時間ですら厳しかったし。
風邪と思っても素人判断は駄目です。普段の風邪と違ったらいきなり耳鼻科ではなく、まず内科に行ってみること。
あと、健康は大事です。あえて大文字で。以上。
の、はずが。
「だいぶ数値が安定してきましたし、そろそろ退院します?」
待ち望んでいた一言がようやく聞き出せた。返事はハイ一択でしょう。
退院のために必要なのは帰宅の移動手段と入院費用。概算で聞き出した入院費用とともに昼前には帰る旨を身内に連絡しておく。
仕事中は何かにとりつかれたように休みたいと考えていたのに、いざ強制休暇となると仕事が気になって仕方がない。完璧にワーカーホリックである。職場は滞りなく動いているか、自分がいないために進まなかった仕事はないか、そんなことばかり考えてしまう。
一週間近くいると、変なものだが病室にも愛着がわいてくるものである。生活品以外をまとめつつ部屋を眺めれば思い出すのは入院初日の体調。はっきりとよくなったと言える。
よくまああのだるさで仕事できてたものだと。
その上で通いで治そうなどと考えたものだと。
退院前日とはいえやることに変わりはない。読書と艦これと仮眠と、時々食事だ。
この健康的な食事もなかなか悪くなかったが、退院したら何を食おうか。ジャンクなヤツをいきたいところである。
入院七日目。最終日。
朝食を食べ、部屋で最後にやることは撤収だ。
さっきまで使っていた生活品をしまい、こまごましたものやごみを片付ける。
ちょいとゴニョゴニョな手段で確保していた電源からスマホの充電器を回収するのも忘れない。これやっとかんと枕元にスマホ置けなくてなぁ。
忘れ物がないか何度も確認する。荷物を家人に預けて最後の診察へ。
ここで初日の血液検査の数値を聞かされ驚いたわけだ。もっと驚いたのがいつもの懸念ガンマGTPで、確かに解熱剤として風邪薬や栄養ドリンク飲んで負荷かけてた自覚はあるけれど、入院初日に221出てたとかないわー。ちなみに標準値は最大79なので、どのくらいおかしいかは分かってもらえると思う。
デヴらしく脂肪肝だよちくしょう。
他に注意されたのは「体力が落ちてるのでしばらく安静に」「この病気は再発しやすいので気をつけて」といったところ。血液・尿検査の結果もまずまずと伝えられた。
そう、再発しやすいのだ。
入院前のあの原因不明の発熱もそうだが、今年二月ごろにも『急な発熱』『のどの痛みはなし』『妙なだるさ』と今回とほぼ同じ三点セットを食らっていたのだ。しかも二週おきに三回くらい。
風邪だろうと高をくくっていつもの耳鼻科へ行き「こないだも処方されたと思いますが」の前置きつきで同じ薬をもらってしのいでいたのも、ひょっとしたら今回同様急性前立腺炎だったかもしれず。抗生物質を処方されていたのであまり悪化しなかったのかなと。
あのとき気付いていれば今回の入院はなかった可能性もあったわけで。ため息ひとつ。
とりあえずは今の治療。
飲み薬一週間分と、そのころの来院を約束して開放された。次の来院まではだらだら過ごそう。
「お酒は絶対に駄目ですからね?」
あーい。
外。一週間ぶりの外。
「シャバだーーーーー!!」
……任務完了。
まずはいったん帰宅して荷物を下ろし、洗濯物・日用品・その他もろもろの仕分けを行う。
しかるのち職場へ。とりあえずの退院報告と、今後の療養方針を相談。早々に引き上げた。
ここからは一週間だらだら過ごし、昼間だけ職場に行く生活を繰り返す生活に至る。
総括。
手術やら何やらを抜きにしても、ただ安静にするだけでも体力はどんどん削れていくものとは知らなかった。退院後しばらくだらだらやってた半分以下の勤務時間ですら厳しかったし。
風邪と思っても素人判断は駄目です。普段の風邪と違ったらいきなり耳鼻科ではなく、まず内科に行ってみること。
あと、健康は大事です。あえて大文字で。以上。