2014年3月16日日曜日

愛するがゆえに行き着く先

昨日今日あたり、ネットで妙に目にしたのがバック・トゥ・ザ・フューチャーに出てきたデロリアンのレプリカ国内販売の話。
各バージョン出揃っているが、ゴミからだろうがプルトニウムからだろうが落雷からだろうが本当に1.21ジゴワットを受け取れはせんだろう(笑)

まあ、受け取れそうなのも国内販売のページの下の方に載っている。なおデロリアンEVに関する字幕付き動画はこちらで確認できる。
うむ。2014年現在、生産地がアイルランドからアメリカに移転したりしたが、生産設備を引き取った甲斐あってデロリアンの新車はいまだ入手可能なのだ。
もちろんエンジン車も選択できる。酔狂に走るならオリジナルのPRVエンジン探すものいいだろうが、わざわざデロリアンのスポーツ性を一番削いだパーツを選ぶこともあるまい。

デロリアンちゅーと生産に絡んだ国またぎの詐欺だとかキナ臭すぎる話もあるのだがそちらは割愛。
ここで言いたいのは、デロリアンは自動車を作る上で一番替えの効かないはずの部品であるボディパーツを新品で調達出来る点である。

仮に壊れてもエンジンならオリジナルを調達できる可能性が高い。何なら別形式のエンジンに載せ替えたっていい。
細かい部品ならある程度ロットが集まれば再生産という手段もある。
でも、ボディは厳しい。というか修理金額が本体価格を上回ると修理しない場合がほとんどだろう。フレームナンバーが残ってたからボディをおこすなんて荒業はトヨタ2000GTくらい価値がなければやるまいて。

そんなときにボディの治具が残っていると、新品パーツの生産が可能になる。
新品あるいは無傷のボディパネルがあれば全交換で済む話なのに、ないから板金とかワンオフで製作とか苦労しなきゃならないのだ。

そしてデロリアンのケースは珍しい話ではない。
日本で入手できる例をあげるなら、初代ミニあたりはボディどころか新車を組めるだけのフルセットほぼ一式が手に入る。本国にミニばかりでなく趣味性の強い車両の生産設備を引き取って再生産を一手に引き受けてる会社があるので可能な技だ。
別の会社ではMGミジェットの再生産新車を販売しているところもある。おそらくはボディパーツも出てくるだろう。

ただ、この手の再生産車両って衝突安全基準満たさ(せ)ないことが多くて新車登録出来ないらしい。ただまあ蛇の道は蛇ってやつでやり方はゴニョゴニョゴニョ……。
新車でもアリエル・アトムなんかは少数生産車特例かなんか使いまくって新車登録してるとか。


でも、日本車だとこの手のパーツ再生産の話はほとんど聞かない。ホンダがS800のボンネット再生産したとか、ビートにiPod対応のスカイサウンドが新規製作されたとかそんなところくらい?

ミニやデロリアンのように、日本でもボディパーツの治具の保護が出来ればいいと思う。
もっとも治具の引き取りルートが見つかるイギリスが特例なだけなのかもしれないけど。それで生きながらえたスーパーセブンみたいな例もあることだし。


そりゃまあスーパーセブンもまた極端な例ではあるのだが。
昔聞いた話で、体力的に乗れなくなるまで40年乗り続けるつもりでフレームを予備で4本購入した人がいたとか。つまり10年1本。
個人で買えるとかすげーわ。

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