2016年1月28日木曜日

【映画感想】ガールズ・アンド・パンツァー劇場版

何を言ってもネタバレになりそうなこの映画、とりあえずざっくりとあらすじから。


聖グロリアーナ&プラウダ連合との模擬戦を知波単学園との連合軍で迎え撃った大洗女子は、試合後更なる窮地に立たされることとなる。

戦力差、歴然。
数でも不利。
上から押し付けられる無理難題。

それでも大洗女子は勝たねばならない理由があった。勝って、取り戻せ


いやはや、TVシリーズから考えても無駄に熱いアニメである。
華道や茶道と並ぶ乙女のたしなみとして『戦車道』という大嘘をでっちあげ、戦車ポリスの介入を避けるように戦車は寄せ集めの現地改修仕様にも近いものとした。そこまでしてついた嘘を力技でねじ伏せるのは徹底的に細かく描写された戦車そのものである。
その上でやることはスポーツものの王道「優勝して学校を救う」をなぞる熱いスポ根だ。

TV版は大団円だったろうって?
そこから始まる劇場版はもっと熱い。二度の戦車戦が行われる筋書きだが、初戦で張られた伏線はきちんと回収される。

出てくる大人には汚いのがいる。しかし、主人公西住みほのまっすぐさに突き動かされる大人もまた存在する。

そして二度目の戦車戦。ありえない戦力差を突きつけられる状況は絶望的だ。だが、状況をひっくり返すのは徹底的に貫いてきた西住みほのまっすぐさである。

熱さにのけぞれ。手に汗を握れ。それだけの価値はあるはずだ。






兵法上避けえない数的劣勢を、兵士の優秀さと奇策と指揮官の発想でひっくり返すというと、どうしても私には西住殿がヤン・ウェンリーに見えて仕方がないのである。

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