2016年1月30日土曜日

ピンスパイク

昨シーズン購入したインナー付き長靴は暖かかった。
しかしどうだ、今シーズンすでに穴が空いてしまったのだ。こうなればいくら乾かしても濡れるのを待つようなもの、早々に引退願う羽目になった。

別に十年戦える製品をというわけではなく、ただ普通に2ないし3シーズンくらい使えないかと願ってるだけなのだが、ゴム製品には高望みなのか。

望むのはある程度の耐久性、そして氷の上での食いつき、そして地味に一番重要な値段(苦笑)。


しかし今回は値段に半目をつぶり、鉄製スパイクの鋭いヤツを購入した。

これがまたいいのである。雪道どころか氷の上でもほぼ夏同様の歩き方でノシノシ進んでいける。半月の使用期間内で雪面で滑ったことはまだ一度しかない。冬期間ならほぼ無敵だろう。代金分の価値はあったと思う。


欠点を上げるとするなら、あまりお安くないところと、スーパー等のビニールタイルには全く無力なことくらいだろう。ビニタイの上はマジで滑る。何度タコ踊りしたか。


あとは来年もう1シーズくらい使える耐久性があることを願うだけだ。安くなかったから……!

2016年1月28日木曜日

【映画感想】ガールズ・アンド・パンツァー劇場版

何を言ってもネタバレになりそうなこの映画、とりあえずざっくりとあらすじから。


聖グロリアーナ&プラウダ連合との模擬戦を知波単学園との連合軍で迎え撃った大洗女子は、試合後更なる窮地に立たされることとなる。

戦力差、歴然。
数でも不利。
上から押し付けられる無理難題。

それでも大洗女子は勝たねばならない理由があった。勝って、取り戻せ


いやはや、TVシリーズから考えても無駄に熱いアニメである。
華道や茶道と並ぶ乙女のたしなみとして『戦車道』という大嘘をでっちあげ、戦車ポリスの介入を避けるように戦車は寄せ集めの現地改修仕様にも近いものとした。そこまでしてついた嘘を力技でねじ伏せるのは徹底的に細かく描写された戦車そのものである。
その上でやることはスポーツものの王道「優勝して学校を救う」をなぞる熱いスポ根だ。

TV版は大団円だったろうって?
そこから始まる劇場版はもっと熱い。二度の戦車戦が行われる筋書きだが、初戦で張られた伏線はきちんと回収される。

出てくる大人には汚いのがいる。しかし、主人公西住みほのまっすぐさに突き動かされる大人もまた存在する。

そして二度目の戦車戦。ありえない戦力差を突きつけられる状況は絶望的だ。だが、状況をひっくり返すのは徹底的に貫いてきた西住みほのまっすぐさである。

熱さにのけぞれ。手に汗を握れ。それだけの価値はあるはずだ。



2016年1月10日日曜日

【映画感想】スターウォーズ・フォースの覚醒

実のところスターウォーズは昨年中に見に行く予定だった。

予定でしかなかった。

公開前日にひどいのどの痛みを覚え、治る間もなく年末進行に巻き込まれ、年明け前後には座るのが困難な尻肉の痛みに悩まされた挙句この体たらくである。



惑星ジャクーの集落で伝説のジェダイ『スカイウォーカー』へ至る地図をようやく手に入れた反乱軍のエースパイロットであるポー・ダメロンは、帝国軍ファースト・オーダーの前線司令官カイロ・レンに見つかってしまい、地図そのものこそドロイドBB-8に持たせて逃がしたもののポー自身は囚われてしまう。

BB-8はジャクーをさまよい、現地の廃品回収者レイにすんでのところで助けられる。

集落の襲撃現場で発砲をためらったストームトルーパーFN-2157に目を付けたポーは彼を巻き込んでスターデストロイヤーから脱出をもくろむ。

不思議な縁で結びついた彼らは、レジスタンスとしてファースト・オーダーに立ち向かうこととなる。

レジスタンスの本拠地を狙うファースト・オーダーの攻撃を、彼らは止められるか。


ジョージ・ルーカスが手綱を取らないスターウォーズと聞いて少しばかり疑念を抱いていたが、そんなものは予告映像を見て吹っ飛んだ。そのままの衝撃を抱えて劇場へ行けばいい。予想以上にこってこてのスターウォーズだし、見たかったものはげっぷが出るほど入ってるから安心するように。

冒頭からファースト・オーダーの物量に押される反乱軍を描写し、追い詰められていく様子もきっちり描き、反撃のカタルシスも組み込んでくれた。

スターウォーズらしいガジェットの組み込み方も見事。例の宇宙最速のオンボロの登場シーンは腹を抱えて笑いたかった。選択肢が消えたからって「オンボロにしましょう」って(笑)

そしてエピソード6からの三十年という年数も自然にストーリーに組み込まれる。懐かしい顔ぶれも出てくるし。


そして新登場のドロイドBB-8が想像以上の萌えキャラだったことにびっくりした。なにあの忠犬っぷり。


見終わって満足度が高かったのは事実だが、懸念がないわけでもない。

見たかったものは確かに山となって詰め込まれているが、言い換えれば過去の遺産をうまく使ったということでもある。
三部作と銘打ってる以上エピソード8以降はこれ以上のものを見せねばならない。それは映画マニアでも飛び切りファナティックに属するスターウォーズマニアを納得させるものである必要があるのだ。地味に不安でもある。


そして、もう一つの懸念が監督のJJエイブラムスだろう。
スターウォーズにスタートレックにミッションインポッシブルと狂信的なマニアが多いシリーズにやたらと関わっていて、いくつか作品も見てはいるのだが、シナリオのたたみ方にほんのり疑念を感じることがあるのだ。
本人がおそらく映画好きで、それが高じてファンが見たいものを察する能力が高い。自分が見たい≒ファンが見たいだろう江ビジュアルを詰め込むのはうまいのに、広げた風呂敷を小さくたたみ過ぎるような感じがあるというか、ラストバトルがこじんまりと終わるというか、そんな印象があるのだ。

どう作ったってマニアがどこからか文句をつけるシリーズを引き受けた監督を避難するつもりはない。
三部作の第一作であるがゆえに風呂敷を広げっぱなしでいいからうまくいった、なんてことがないと願いたいだけなのだ。


個人的には長く待った甲斐はある作品だったと思う。
どう続けどう締めくくるかを気長に待ちたい。


何を言いたいかと言うと、旧作品が心に引っかかってるなら見ておいて損はないぞと。


そしてほんのり苦言。映画にではなく、その外野に。

2016年1月8日金曜日

アルトワークスに乗ってきた

アルトワークス復活ッッ!!

アルトワークス復活ッッ!!

アルトワークス復活ッッ!!

アルトワークス復活ッッ!!


というわけで、妙に試乗車数を絞ってたせいでターボRSに試乗しそびれた私が、あまり雪も降ってなかったしと今回アルトワークスに試乗してきた。

ワークス出すからターボRSの生産絞ったのかとゲスい勘繰りをしてしまう駄目な男。


近隣の店にはMTもあるのだが、行くディーラーの都合で5AGS車を選択せざるを得なかったのは残念な所。
ちなみにMT置いてあるディーラーはうちのブログにもちょこっと出てきた、「何でその年間走行距離でMT乗ってんすか?」とのたまうセールスがいるところである。来いと言われても誰が行くか。

素のアルトもじっくり見たことがなかったが、ワークスとの違いはステッカー程度で外見上あまり見受けられない。もう専用エアロなんて時代じゃないことくらいは分かっているつもりだ。


軽自動車のスズキを代表する軽自動車アルト。今回のモデルチェンジでは100kg削減となる思い切った軽量化を行った。
ユーザーのニーズに応えるために、どれだけ軽量化に腐心しようと大きく重くなってしまうトールタイプの『軽』自動車が増えているこのごろでは珍しい傾向だろう。

軽さは運動性に効く。
暫定使用のエンジンでスポーツ性を追求した車両を作り、開発陣が満足したところでワンサイズ小さいエンジンを使って同じ運動性を出すために腐心した結果、軽さを武器に希代のスポーツカーメーカーになったのがロータスだ。

ロータスは運動性能のために。スズキはエコのために。目指すところは違ったが手段は同じだ。

ルパン三世で有名になった二代目フィアット500は鉄の使用量を減らすために角を落として丸い形にした結果、軽量化と剛性上昇に寄与したと言うこぼれ話もある。


さて、改めて乗車してみよう。

もちろん新型コペンS660のときにやらかした知恵の輪乗車はアルトワークスでは起こらない。専用に立ち上げたシャシーではないのだから万人が乗りやすくなければならないだろう。乗るのが体の硬いデヴでもな。

が、ハンドルがつかえる。あーこれは前に乗った人が目一杯ハンドルのチルト落としてるな。しかもかなりシートを前に出してる。失礼してシートを下げて乗り込む。ハンドルを上げてシートバックを起こしてシートを(結局)前に出し普段通りの運転姿勢へ。
あ、シートの高さ調節がないんだ。レカロ監修のシートおごっててクッションはいいんだけどその分厚みがあるようだから、座高云々抜きにしてもちと高めに座らされるのか。おかげで天井が近い。

運転席は……こう言っちゃなんだけど、ごく普通。素のアルトにいくらか装飾付いてる様子なれど運転には支障も貢献もなさそう。クラッチがあれば別だろうが、足元も2ペダルなら狭さを感じない。

じゃあシートベルトを、ってBピラーとの隙間せまっ! 手を差し込むのではなく指でかき出すようにシートベルトを引っ張り出して装着。


いまどきの車らしくキーはひねらずボタン一発でイグニッション。
始めてのオートクラッチ車の試乗へ、いざ。


と、ここまで書いててオート変速を試し忘れてたことに気付く(笑)

アクセル踏みっぱなしで変速するとわかりやすくショックが来るが、いくつかの試乗レポートを読んでたおかげで想定内だ。緩和策としてパドル操作と同時に紙一枚分浮かすつもりで右足をゆるめてやるとかなり変速マナーがよろしくなる。
スロットルを電子制御してるのなら、この辺のマナーもいっちょ制御してほしかったところ。


加速にはやはり軽さが効く。
濡れたアスファルトが見えているといえ雪が洗濯板状に残るところもある路面は回りの車をおとなしくさせる。その程度の加速ならついていくどころかまくることも可能だろう。そういう試乗なので減速もしっかり試せなかったが、ブレーキは極端に軽すぎることもない素直な踏み応えだったように思う。

カーブへ入っても軽快感は変わらない。
おそらく乾燥路面ならもっと気持ちよくひらひら舞うのだろう。ちょっときついカーブを回るルートはツルツルテカテカの路面で、色々と試す気にはなれなかった。ターボRSの横転なんかもあるわけで。
まあスズスポのダートラ仕様アルトワークス(旧モデル)も気を抜くと横転したそうだから、車体ではなく軽規格の側の問題なのだろう。

専用のカヤバをおごった足回りは意外なほどしっかりしている。そこそこ締め上げているようで洗濯板状の路面ではかなりはっきりとゆすられた。
ゆすられることそのものではなくゆすられるサイクルが微妙に不快だったが、そこまで純正のアシに求めても仕方ない。必要なら自分で替えたほうがいいはずだ。


さて、このアルトワークス5AGS、ツルシで乗るならけっこう楽しいおもちゃになると思う。
問題はその『ツルシ』の部分であって、シートを替えて好みの足回りにして補強してといっぱしの改造コースに乗せるのならターボRSで事足りるのだ。差額でさらにいろいろできるだろうし。
これがMTとなると話は別で、ホットモデルはワークスのみ、変更する箇所は差額の追加装備分となってお得感まったくなし。どうにもうまく収まらない。改造前提ならターボRSにMTを追加してくれたほうがよほどいいのだ。
改造前提の素のモデルをワークス、メーカー純正ホットモデルをターボRSと名前を入れ替えた方がうまく行くような気がするんだけど、どない?

それでもなお各メーカーのホット軽としては最安値。曲がりなりにも四人乗りでファーストカーでも通る程度に実用性もなくはないアルトワークス、実は遡及力は一番高いのではないだろうか。


そしてそろそろ軽の足を引っ張るのはエンジンの自主規制だと思う。
馬力上限を決め打ちしてるせいで回転数でもトルクでも稼げないってのはエンジンを回すどころか作る楽しみすら奪いつつあるのではないかなと。

一番重い軽自動車はトン単位に手が届いてたりする。
これってディーゼル普通車の素のMTデミオより80kg軽いだけなんだよね。
ちなみにHT81Sスイフト930kg。軽い!

アルトワークスの700kg前後って、エンジンがそう変わらないことを考えると相当な武器だよね。



2016年1月4日月曜日

ご挨拶

新年明けました。年明け一発目のあいさつじゃないあたりが私の駄目さそのものですな。

精神的にはともかく肉体がノーダメージで終わったことだけには感謝するほど昨年は厄年大当たりという感じの一年を過ごした気がする。医学的には未検査ゆえ不明だが。

まだ後厄は残ってるけど、そこもなんとなくちゅるりと抜けられれば。


今年こそは他人にかける迷惑をほどほどレベルにしたいと思う。毎年願っていてもかなわぬ夢。


こんな駄目人間ですが、今年一年よろしくお願いします。

2016年1月2日土曜日

遠い初夢

そろそろ初夢の話が散見できるようになる今日この頃、少々うらやましく思う。

私は夢をほとんど見ない。年に数回あるかなしかだろう。どれだけ寝こけてるんだか。
ひょっとしたら見て忘れているだけかもしれないものの確認の取りようはない。見てもろくなものでもないことが多いが(苦笑)

その、五月まで夢を見ないとかざらなもんで。それでも初夢とか言うんだろうか。

遠い初夢をのんびりと待つのも一興と諦めている。