2015年6月23日火曜日

久しぶりにPC環境をいぢくる

我が家のWi-Fi親機が故障した。
IS03のころにauからもらったHOME SPOT CUBEという、いろいろと困らせてくれたガジェットだったが、なければないで困る。

最初のファームでは原因不明の接続切断に困らされた。
何のきっかけかわからないがいきなり切れる。それもWi-Fi接続はそのままで、下流に繋げている有線LANごと上流回線に繋がらなくなるのだ。再起動するまで治らない。
おっかなくてネトゲに集中できなくなったはいい思い出(笑)

ファームウェアのアップデートでいつの間にか症状が治ったが、使っている当時はいつ起こるかわからない不具合にいつまで付き合えばいいか予想も出来なかった。

解決のために職場で死蔵していた有線LANハブを使うことにした。
ネットからの回線をハブで分割することで、仮にHOME SPOT CUBEでの接続が切れてもPCでの接続を確保し続けようと思ったわけだ。

成功した。ファームウェアの数度のアップデートの末安定したWi-Fiにも一息ついてしばらく安定運用していた。

そういう風に試行錯誤で使っていたHOME SPOT CUBEだが、安定運用できていたWi-Fiが故障で使えなくなると困るわけで。
何よりプリンタもWi-Fi接続だ。置物にするつもりはない。

さあWi-Fi機材を調べてみよう、と思ったところ……今のWi-Fi親機って標準で有線LANハブ機能内蔵なのね。
元々間に合わせのような形で挟んでいた現用有線LANハブの退役が決まった瞬間である。


現在我が家の無線LANは快調に動いている。とりあえずほっとしている。
次は配線回りかなぁ……臨時措置の臨時措置でかなーりすぱげっちで手をつけたくないくらいのカオスなんだが。

2015年6月16日火曜日

S660に乗ってきた

紆余曲折あったがS660に乗ってきた。
実のところ、不運続きで乗れないのではないかと危ぶんでいたのだが。

まず試乗車が市内に一台しかない。そりゃいいさ。生産が追い付いてない車両だもの、試乗車の割り当ては少なくなろうて。CVTオンリーも受け入れよう。

その一台が所属するのは市内中心部のディーラー。うん、そこにも問題はない。うちが市内のはずれと言うことを除けばな。

問題は試乗に行く時間である。

その一台の試乗車は系列ディーラーを持ち回りで移動しているらしいが、どこにあるかはディーラーで把握していない。かなりのツッコミどころである。
所属するディーラーの情報のみが公開されているためネットでも移動先の情報は出てこない。
予約していけばいいのだろうが何せ基本無休のお仕事持ち(涙)、当日どころか直前じゃなければ予定が立てられないから予約など事実上不可。
じゃあ時間が出来たらディーラーへ直行ともいかない。どこにあるか分からないのに行けるかと。

直前まで予定が立てられないから予約不可なのに、どこにあるかわからないから狙っての来店も不可能。
ハハッ。かなり詰んだ。


最寄りのディーラーが持ち回り先の一つであったことは幸運だった。時間が出来たら店先を通ってみて、S660があれば飛び込む。確率は低くても他に方法がない。

ほんの数日後に捕まえられたのは行幸と言っていいだろう。


改めて眺めてみると小さい、というか低い。トール系でヘビーどころかスーパーヘビークラスの軽自動車が増えていく中で見慣れない低さは、かなり小さく感じさせる。

見た目……うーん、見た目は後で。そっちは少々辛口に行く。

試乗おなしゃーす。
「コースは決めてないんで10分くらいで戻ってきてくださいねー」
うねくった道に行ける時間じゃないな。ちょい乗り決定ー。


まず乗りこむ。ちょと頭をかがめる必要はあったが知恵の輪モードにならず、頭をちょいと前に倒す程度で済んだ。横にクルマが止まっておらずドアを容赦なく全開に出来たおかげだろう。

シート低っ! センタートンネル高っ!
そしてセンタートンネルギリギリまで寄せられたシートのためにシートベルトのバックルを差し込むのに一苦労。分かってるよ体が硬いデヴだってことは。
その後シートを合わせて一息。ゆったりと乗れる運転席ではないものの、運転すると言う点に関してだけ言えば狭くはあるがきつくはない。困る点と言えば左手を8時くらいの高さにする癖があるので、肘がセンタートンネルに当たるくらいか。まともにつかんでないこちらが悪い。
低く座る運転席に合わせたペダルは向こう側に踏み込む感じで動作に違和感なし。スピードメーターはややギミック臭いがFIT3ハイブリッド程のおもちゃ風味を感じず。

中から見ると、左右はともかく上が見辛い。信号見るのに一苦労な予感。チャリの事故から考えると見辛かったら無理に見なくてもいいよって弁護士が言ってるんだっけ?

ではエンジンをかけまーす。スタートボタン。あっけない。
頭から突っ込んでたのでバックで出す。意外だったのは後方の視界。ダブルバブルを背負った視界に不利になりそうなデザインながら、少なくとも試乗の間はバックミラーで困ることはなかったと記憶している。

窓を開ける。明らかに後ろから聞こえるエンジン音はいいんだけど、あまり音質にそそられない。ああ鳴ってるなぁと確認できても心は躍らない。

久しぶりのCVTに悪夢が蘇る(笑)
唯一所有したAT車がCVTで、低燃費をうたったエンジンながら4WDが足を引っ張ったのか燃費が最悪だった。冬にリッター6.5kmとカタログ燃費の約1/3という呆れた数字を叩き出され、燃料警告灯が壊れて点灯したかと思ったくらいだ。

実際このCVTにもやはりいい感触は得られなかった。アクセルを話しても下り坂でなんとなく加速されるのは嫌。せめて速度キープでお願いします。
じゃあパドルで仮想段を動かしても、ちょっと置いておくとすぐオートに復帰する。結局エンジンブレーキはあまり有効にならず、図らずも私のCVT嫌いを加速させただけに終わる。

小さいだけに取り回しは悪くない。しかし、足回りのセットの関係か車体の関係か、荒れた路面での足さばきに不満が出た。もう少ししなやかにならんかなーと。

各種電子制御に関してはそこまで試すに至らず。というかそこまでドライバーの無茶を車両で吸収する必要があるのかと問いたい。


さて。降車して改めて外装デザインを見る。

この外回り、見れば見るほど現代版ビートである。
ビートにソリッドウィングフェースを加えるとこうなる、というラインからほとんど外に出ていないように見えるのだ。唯一新規に持ってきたのはリアのダブルバブルトランクくらいか。
頑張っているのは確かだが惜しい。
ソリッドウィングフェース以外を新規に起こして「これぞホンダが提唱する次世代のコンパクトスポーツでござい」とやってほしかったのだ。
ビートに縛られたくなかったから名前を変えたのではなかったのか。それともミッドシップスポーツならどう作ってもビートのラインから抜け出せないということなのか。
それとも乗ってしまえば外装は気にならないだろうっていう魂胆?


でも結論としては欲しい車の一つになるんだよなぁ。
理由は簡単。徹底した遊びグルマだからだ。

実用性はない。トランクには幌程度しか入らず、オープンエアの楽しみかいくばくかの荷物の二択しか出来ない車でいったい何をする?
遊ぶしかあるまい。それも、移動そのものを楽しむ遊びだ。
運転手くらいしか楽しくないだろうがそういう遊びだって正解だろう。

出先で遊ぶ道具を積んで現地で遊んで往復して、あげくに移動は苦行です同乗者は往復寝るから静かに走らせてください運転手だけ疲弊して苦労しましょう通り一遍の感謝しかしませんけど。
ごめん、前世でどんな悪行詰んだら休日をそんな艱難辛苦で潰される必要に迫られるの?

そもそも現地で道具がいるレジャーとか趣味にしてないけど、私は遠慮させていただきたい。
どうせなら移動も楽しみたい。ならばS660のような選択肢も十分ありだ。
移動も楽しみ、現地で遊び、楽しかったと戻ってくる。これが正しい『モノより思い出』の車使いだと思うのだがいかがだろう。

もちろん道具の必要な遊びを否定するつもりはない。そのために大型車が必要で所有するなら結構なことだ。そういう車でしか出来ない遊びもあるだろう。

積載領域のある大きな車ならいろいろな道具を積んでいける。楽しみも増える。
だが世の中にはフェラーリF40でキャンプに行く猛者もいるし、ポルシェでクリスマスツリーを運ぶ猛者もいる。何ならAZ-1やカプチーノに自転車を積載する猛者もいる。AZ-1の車内にモンキー乗っけた話も見た覚えがあるが発見できず。
自転車やバイクでキャンプに行くのは普通なんだから、積載量の多さが楽しみの多さと直結しないことは確実だと思う。

S660でしか出来ない楽しみも当然ある。そこは否定させないよ。
そして私は、大きな車よりS660を選ぶつもりだ。


そして同じような軽オープンとして比較の槍玉に上がるであろうコペンとの比較だけど、個人的にはS660に軍配を上げたい。
コペンの特徴であるハードトップ、その強度を出すための屋根のカーブが搭乗領域を狭めるのが気になるからだ。
実用度? たぶんどっちも同じくらいないよ。
強いて言うなら冬道でまだ大丈夫そうなのはFFのコペンの方だろうが、雪国でオープンカーオンリーでしのぐ勇者は少ないはず。だったらS660を選びたい。


2015年6月7日日曜日

スマホ次期展望

スマホをSHL23に変更しておおよそ1年半、まあそこそこ酷使してきたと思う。
IS03から考えると5年半シャープ製スマートフォンにお世話になってきたことになる。長いなぁ。

その上で、おそらく次はシャープから脱却する予定だ。


理由は3つ。

発色とバッテリー節約を歌うが、強固なちらつきの持病を持つIGZO液晶を見切りたいこと

電源ボタンの不良動作率がそこそこあるようだがメーカーで対策を行わなかったこと。もちろんうちでも引っかかった。

2013年冬モデル以降で行われるはずのAndroid5.0へのアップデートが、SHL23が対象外になっていること。


一番は電源ボタン。
スリープにしてから胸ポケットに放り込みたいのに、スリープを効かせるのに数十回電源ボタンを押す必要があるってどうなのさ。イライラMAXである。

ちなみに4年使い倒したIS03では物理ボタンに不具合が全く起こらなかったことは明記しておく。だからこそ次もシャープ製を使ったのにこのザマでござる。



そうだ。毎日毎日一発で充電状態にならない純正の充電スタンドもだ。しかも数ヶ月に一回は充電ランプを確認したにもかかわらず、すぐに解除されてたりとかな。

2015年6月1日月曜日

コーポレート・アイテンディティが破壊するもの

デザインや特性をメーカーで統一して自企業の独自性を強めるコーポレート・アイテンディティという動きがある。

例えば家電メーカーの同一部門で上位機種から下位機種まで可能な限り使い勝手を統一できれば、慣れ親しんだ操作感を捨ててまでメーカーを鞍替えするハードルは上がる。囲い込み戦略としても悪い考えではない。
何より一回デザインしてしまえばその後が楽になる。そりゃ機種ごとの作り替えは必要だろうが、一からデザインの再検討を行うより安く早く楽になるだろう。そういう目論見がないとは言わせないぜ?

もちろん自動車にもコーポレート・アイデンティティの流れは確実にある。

昔はライト程度の手直し程度で名前を変更し、ディーラーの販売チャンネルごとに車両を提供するような無茶を行っていた。しかもそれが普通のこととまかり通り、利益を上げていた狂気の時代があったのだ。
一番有名なのはハチロクのレビン/トレノ兄弟だろうが、今考えるとあの手間のかけっぷりは何かタガが外れたかと思う。リトラクタブルライトの3ドアハッチバックと固定ライトの2ドアセダンが兄弟車種って何かおかしいわな。
マークⅡやらターセルあたりの三兄弟とか知ってるのはすでにおっさんくらい。

乱売が終焉したのはバブル以降。
面白いくらいにあぶくは弾けたが、販売計画が数年単位で組まれる自動車メーカーはその爆発に律儀に全身飲み込まれた。
世間は不景気で、高級車(笑)な時代に仕上がってくるのはバブルに乗っかったお財布事情にそぐわない無駄な贅沢を施した車ばかり。バブルに踊って増やせば増やしただけ売れた販売チャンネルは、自動車メーカーの赤字をチャンネル分倍増してくれた。
チャンネルの維持すら難しくなったのに兄弟車なんかわざわざ用意していられない。同一メーカー内でバッジだけ張り替えて名前の違う別車種でござい、なんていうタワゴトはコストが許さなくなってしまったのだ。
チャンネルの統合、車種の統一、パーツの買い叩きや海外開発もしくは海外調達によるコストダウンを経て更に進められるコスト低減策の一つがコーポレート・アイデンティティという名目によるデザインの統一である。


と仰々しく話をぶっ立ててみたが、自動車業界においてのコーポレート・アイデンティティは近年まで成功例に乏しかった。

例えば三菱自動車がダイムラーからオリビエ・ブーレイを招聘した時に作った通称ブーレイ顔は、マイナーチェンジで採用したものはデザインのちぐはぐさが目につき、任期が2年と短かったこともあって一からデザイン出来た車種も少なかったことがブーレイ顔の評価の低さの理由だろう。折れ線の入ったボンネットなどの影響は残したが。

ちなみにこのあたり、クーペフィアットのメインデザインを手がけ、フィアット・バルケッタのデザインにもかかわった後、移籍したBMWで伝統を壊すようなデザインを行って古参のマニアから批判を受けながらも、セダンやクーペのトランクリッドを一段盛り上がらせるデザインで数多いフォロワーを生み出したクリス・バングルに近いが、効果が劣る。

後追いのない失敗例ならスバルだろう。
数々のコーポレート・アイデンティティを作り出そうとしながらも、評価が得られなかったためにモデルチェンジのたびに旧来の物を捨てて新しいコーポレート・アイデンティティに挑戦していく様は涙を誘う。しかもどんどんデザインが煩雑にダサく

こほん。


レクサスのスピンドルグリルも一代限りで消える。いまだ各メーカーで模索は続くようである。
ぶっちゃけザブングル加藤の表情ネタとかぶって見えてしまい、自分の中でレクサスは「悔しいフェイス!」だったりするんだが。

こほん。


自動車でのコーポレート・アイデンティティの成功例として挙げるなら、マツダの鼓動デザインだろう。
アテンザに迫るマイナーチェンジでも継承するらしい。実際キャラクターといい収まりといいうまいこといっているように感じているので、熟成していければと思う。


しかし、ホンダのソリッド・ウィング・フェースにはひとつだけ物申したい。
採用車種は選べと。


フィット3以降のホンダは一部車種を除きソリッド・ウィング・フェースによるコーポレート・アイデンティティを採用している。
下はS660から、上は……新型NSXまで。

ちょっと待てよ。
NSXだろ? ホンダどころか日本が誇れるスーパースポーツの一角だろ?
歯を食いしばってでも「これがあのNSXの後継だ」と言える、所有する愉悦を確認できるデザインをすべきだろう。

NSXがコーポレート・アイデンティティを採用したからといってS660がプレミアム軽になったりフィット3がプレミアムコンパクトになるわけではない。
むしろ逆で、既に街中に氾濫した見た目のスーパースポーツというのは安っぽく見られるのではないだろうか。

マーチの顔をしたGT-Rに誰か乗りたいか、という話だと思う。



ここで成功例として挙げたマツダの鼓動デザインに話を戻したい。

コーポレート・アイデンティティとして成功していながら、近来の車種であえて鼓動デザインのラインから外した車をリリースしてきた。

それが四代目ロードスターであるところに、マツダのデザインに対する考え方と車種に対するプレミアム感の付け方に賞賛を送りたい。