2014年1月7日火曜日

ベータテストの憂鬱

ベータ版という言葉を知っているだろうか。
PCのフリーソフトによくある言葉で、複数のユーザーにソフトを使ってもらいバグ出しを行う手法だ。
そのため通常では動作の保証がない(というか動かなくても文句つけないでね、という言い訳がつく)場合が多い。
さらに言うとアルファ版と言う「うちじゃ動くけど他でどんな悪さするかわからんよ」と言うベータ前のバージョンがあったり、多少バージョンが進んでいくとベータ版の中にも(比較的)安定動作版と動作非保障版(実質アルファ版)があったりするものがある。正式リリース後にも正式版・ベータ・アルファが入り乱れるカオスなソフトもあったりする。

と、こういう話が笑っていられるのもフリーソフトのうち。
シェアウェアなら正式版で大きな齟齬があっちゃならんし、ベータ版でテストばかり繰り返すのもどこか引っかかる。

ゲーム業界じゃそこらもどこ吹く風らしく、ソフトの箱に修正パッチ入りのディスクが同封されてくるとか、販売当日に1ギガ越えのパッチがオンラインで公開されてソフトハウスのサーバがダウンするとか笑えない話もある。

なあ嘘屋叔母風呂?(笑) <18歳未満の人は両単語ともググっちゃいけません。

この手の販売後の修正が大きすぎるパターンを、ユーザーが金を払って行うベータテスト……通称『有料ベータ』と揶揄することがある。もちろん本来あっちゃならんことなはずだ。


だがPCソフトやゲームだとまだ笑って済ませられる、という事態があってな。






ラベルにクルマを入れているから想像がつく人もいると思うが、自動車業界でも少なくない話なのである。

ちょいとマニアな話でなんだが、WRCで走っているポロWRCはサイドブレーキの制御問題でシーズン中の改良特例を使って全く別の(しかしある程度枯れた)制御システムに修正したりしている。
どちらかと言えば有料ではなく実戦ベータという感じだが。

自動車みたいな安くない買い物でも有料ベータとか洒落にならん。

といいつつ、こちらこちらで紹介したDCT、流石に初物らしくリコールがかかった様子。
生産品質にブレがあったか、一般ユースの過酷さを甘く見たか、単純に練り込みが甘かったかは不明。
ただ、ホンダは初期のCVTでも似たようなことをやってるんだよなー。有料ベータ扱いもさすがにひどくないかと思った次第。
草葉の陰で宗一郎さんが技研の看板抱いて号泣してるぞ。


リコールそのものが悪いと言うつもりは決してない。というか悪いならちゃんと修正を周知させるべきなんで制度はいいと思う。
むしろそのままなあなあで内々に済ませてしまうほうが問題だ。なあ三菱?

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