2015年5月3日日曜日

【映画感想】ワイルドスピード・スカイミッション

この後ミッションインポッシブル5・ターミネーター5・アベンジャーズ2・スターウォーズEP7・007スペクターと続く今年は映画の大物続編が連続で来る年だ。
その口開けとなったのがこのワイルドスピード・スカイミッションである。

期待は大きかったが不安もなかったわけではない。ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが2013年に事故死しているからだ。
その時点で撮影の大部分が終わっていたとはいえ撮影シーンはまだ残る。しかも新三部作としての幕開けだったことからシナリオは次へ続くことになる。
ブライアン抜きで。
そのためにもシナリオを作り直す必要があったのだ。


ドミニクファミリーの日常は、ロサンゼルスに帰ってきた。
これまで通り自動車趣味に精を出すドミニクに対して、妻子に対しての責任を負っているブライアンはブルーのGT-Rに思いを馳せつつ運動性ではるかに劣るバンを転がす日々。

その日常は、東京から突き崩される。
オーウェン・ショウ(前作ユーロミッションのヴィラン)の兄デッカードが、東京で荒んだ生活を送るハンをレース中のアクシデントに見せかけて始末し、ホブスも手酷く痛めつけた上でドミニクの元に爆弾を送り付けたのだ。
元イギリス特殊部隊のデッカードは容易に存在をつかませず、アメリカの諜報部も手を焼いていた。もし彼を見つけたいならば人物監視プログラム『神の目』が必要だが、開発者ラムジーは中東の山岳地帯を本拠地にする民間軍事組織に囚われていた。
デッカードに襲撃されているドミニクを救ったミスター・ノーバディ(というはなはだ胡散臭い男)は『神の目』の使用許可と引き換えにラムジーの救出を依頼する。
ラムジーを救出し、中東にある『神の目』に必要なマイクロチップを入手する。かなうならデッカードへの反撃も。
そして、最後の決戦はロサンゼルス。ドミニクはデッカードを止められるか――?



というストーリーだがグダグダ言ってる暇があったら見ればいいのだ。問答無用でスカッとする。

予告映像で有名になった車両ごとの空挺降下シーンはラムジー救出のためのもの。このシーンの一連の流れはかなり好みである。特にローマンの動きに注目。ローマンとテズはいいコンビになったなぁと(笑)

マシンは今回も凝りに凝りまくっている。空挺作戦のための魔改造マシンはオリジナル尊重派に眉根をしかめられるだろうが、あれは正しく『あり』だと思う。
ぶっちゃけ空挺作戦での注目は車両ではない。護送車の中でブライアンと格闘する敵エージェントだ。最後までブライアンと格闘戦を繰り広げるから目をかっぽじってよく見ておくべし。

そして今回の映画、肉弾戦をやるのはドミニク役のヴィン・ディーゼル、ホブス役のドウェイン・ジョンソン、デッカード役のジェイソン・ステイサムとなる。
…… ハ ゲ ばっかだ!(爆)
というネタはおいといて、重量級がバチバチ遣り合うシーンはなかなか迫力がある。入院中のホブスの復帰シーンは見ごたえがあるぜ。


そしてラストシーン。次作には登場できないブライアンをどう扱ったかは映画で確認してほしい。
家庭を守らねばならない父としての側面と、硝煙と銃弾舞う世界に心を惹かれる元警察官としての側面、そしてドミニクのファミリーとしての側面はきっちり処理されたと思う。

走馬灯のように流れるこれまでの出演シーンにはぐっとくるものがあったよ。


大丈夫。見ればいい。後悔はさせないはずだ。


そしてネタバレ折りたたみ。